常勤と非常勤で半々くらいでしょうか? ただし就職できた心理士の中での割合になります。 就職すら出来ない有資格心理士の割合は極端に増加中です。 心理職ポストは増えないのに、毎年大量の合格者出すんだから当たり前の結果ですが…
臨床心理士の常勤の割合は、日本臨床心理士会が統計を取っていて、2019年の調査では、(大学教授も含まれていますが)48%です。この割合は、臨床心理士会が統計を取り始めた25年前からあまり変わっていません。 正確に言えば少しずつ下がっているのですが、それは女性の割合(78.6%)が少しずつ上がっていることと関係がありそうです。女性の方が、 ・結婚による転居や配偶者の転勤等で、就いていた常勤職から離職せざるを得なくなる人が多い ・育児・介護等で、フルタイムで働くことが難しくなったり、あえてパートタイムで働くことを選択する人が多い ということがあるからです。 非常勤を選ばざるを得ない/好きで非常勤を選んでいる、という場合を別にして、常勤になれる人と常勤になりたくてもなれない人の差は、広い意味での「能力」ですね。 例えば、大手カウンセリングセンターが、これから幹部候補生として育てていく30歳代の常勤職を募集する時には、基本的な見立てやそれに基づく心理支援ができるということは当然として、社会人としての成熟していること、必要に応じて上司や同僚、他の専門職や他機関と協働できること、企画力、プレゼン力なども求められます。 大学院修了してすぐに常勤職につける人が多くないのは(多い大学院で30~40%ぐらいでしょうか)、心理職の職場は、心理職は一人か、いても数人というところが多く、常勤に即戦力を求められることが比較的多いからです。「大学院出たて」はそれには該当しません。逆に言うと、修了後、非常勤として経験を積んで、30歳前後に常勤職に就く人は少なくありません(特に男性)。
1割くらい。
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