危険物甲種と消防設備士甲種は、それぞれ乙種を取得していれば甲種試験を受験できますか？

Question

危険物甲種と消防設備士甲種は、それぞれ乙種を取得していれば甲種試験を受験できますか？乙種取得と共に実務経験も要しますか？

Answer 1

両資格とも、大学で関連する学科の単位を取得しているなどがあれば甲種の受験資格が得られますが、そうでない場合、それぞれ代表的なルートは以下です。

危険物甲種：
① (乙1 or 乙6)、(乙2 or 乙4)、乙3、乙5の4種類以上の交付を受けている。
②乙種の免状交付後、実務経験2年以上

消防設備士甲種：
①乙種の免状交付後、実務経験2年以上
②消防用設備等の工事の補助者として実務経験5年以上など
③電気工事士、電気主任技術者、建築士、ガス主任技術者など

いずれも乙取得後、実務経験2年で受験資格が得られますが、もっと早く取得したい場合、危険物は、乙4取得→乙1，3，5同日受験→甲のルートが、消防設備士は、電工2種→甲のルートがお薦めです。

Answer 2

危険物取扱者試験の甲種は、乙種免状を取得した後取扱いの実務経験2年以上、もしくは乙種免状を4種類を取得すると受験資格が得られます。
消防設備士試験の甲種は、乙種免状を取得した後工事整備対象設備等の整備の実務経験2年以上で受験資格が得られます。