解決済み
昔の薬剤師国家試験は簡単だったのですか? 夫が薬剤師なのですが、難しいといわれる薬剤師国家試験の事を「簡単だった」と言います。夫は40代で国公立の薬学部(4年)+大学院修士(2年)卒です。 卒業研究と大学院入試を終えて2月末くらいから独学で国家試験の過去問を解いて 3月末に国家試験だったそうです。勉強期間は1か月足らず、それで一発合格したそうです。 大学からの指導は無く、模擬試験といったものも受ける機会が無かったそうです。同級生で不合格だった人は卒業研究と大学院入試で疲れて、また来年頑張ろうと国家試験の対策をしていなかったらしいです。 正直、大学院の入試のほうが難しかったといいます。 昨日の発表データをみると、出願していても受験できない人も多いようです。 夫の時代(20年くらい前)とは全然事情や難易度が違うのでしょうか? ちなみに夫の母校の合格率は当時よりかなり上がっているそうです。 資格・0閲覧・25
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アラカンです。 私大旧制4年制⇒国立大院修士⇒製薬会社⇒国立大院博士⇒大学教員 という経歴の者です。 質問者の夫さんと全く同じ印象です。 約40年前は、私大でもそんなに国試国試という雰囲気じゃなかったです。 国試模擬試験なんて、医師にはあっても薬剤師にはありませんでした。 教員たちも国試の事情にうとく、当時でも足切りという制度があったのに「薬事法規なんかたった10問。放棄したらいい」と言っていた教授(有機化学)さえいました。この発言の数年後、足切りがあったらしいと知り「あの一言で、ほんとに落ちた人いたかも」と苦笑していました。 卒論発表会が毎年2月28日で、国試の勉強はそのあと1か月間。昔の電話帳のような国家試験問題集(過去問集)を解くことに専念。それで4月初めの国試に間に合いました。 もっとも、1か月の集中勉強だからできたんで、それ以上長丁場の受験勉強なら持久力のない私、持たなかったかも。 大学院入試のほうが大変だったというのも、全く同じ感想です。 夏休みに、英語力向上も意図して英語の教科書(レーニンジャーの生化学とか)をひーひー読んでは自信喪失していました。今にして思えば、知識習得のためなら日本語(訳本)のほうでよかったんですが。 大学院入試は、国試とは違い、合格の喜びがありました。 「薬剤師国家試験が難しくなったような印象を受けるのは、薬学部の乱立で本来国家試験に合格できない地頭の悪い高校生が薬学部に進学できるようになったことが原因」がわかるエピソードがあります。 私は薬学部以外で教員をしていますが、旧友が某私大薬学部の教員をしています。なんと MgCl と書いて平気な学生とかモル濃度の計算すらあやしい学生がいるとか。そんな学生が合格できる薬学部ってあるの!?とびっくり。 (合格以前に、なんで薬学部を受験しようと思うのかびっくり。) 彼らにとっては、薬学部の勉強も国家試験も難しいのは当然です。 彼らのような薬学生がいるので、高給取の新職種が誕生しています。 薬学生のための(薬学部受験生のための、ではない!)家庭教師、補習塾や国試予備校の講師です。 国試予備校の講師に薬剤師を辞めて転職した人を知っています。 司法試験に合格したら弁護士になるより司法試験予備校の先生のほうが儲かるそうですが、同じようなことになってきています。なんか変。
30年ほど前に取得しました。他の方のコメントと同じですが付け足し。6年制になってからは、病院薬局実習を受けてから国家試験を受験するようになりましたので、問題の多くが臨床知識を必要とします。その分基礎的な問題が減りましたが、試験範囲には入ってますので、難易度が上がったと言うよりも、試験範囲が広くなったという感じではないでしょうか。
旧帝大の薬学部(4年制)と大学院(修士)を卒業した者です(薬学科が6年制になる前) 1)昔の試験問題は簡単と思います(ただし、ある程度の努力をした前提) ・卒業論文の作成を終えて国家試験前1か月間に過去問だけをやり、一回で合格しました ・来年も同じ位の勉強をするのはコリゴリと思ったから、中盤以降は大学受験勉強以上の集中力で1日12時間以上、過去問の繰り返しに費やしました ・病院や薬局の薬剤師になるつもりはありませんでしたが、折角だから薬剤師の免許はとろうと思ったため(現在、薬剤師免許=お守り=保険) ・大学では国家試験の対策授業やテストはありませんでしたので、最初に過去問を見たときは半分も正解できなかった記憶があります ただし、繰り返し3回目くらいで何とか合格できそうと思えるようになりました ・他の研究室では国家試験の勉強するより実験・研究をしろと言われた学生もいました(薬剤師の免許は足裏に引っ付いた米粒と同じだ ∵気になるから取るが、薬剤師の免許を取っても生活に支障がない,etc.) ・その当時、東大や京大などは合格率がワースト1or2、3割前後と聞いています (今でも医師国家試験の合格率が比較的低い) 昨日の大学別薬剤師国家試験をみると ・「見かけの合格率」を上げるため、私立大学は出願させても、成績の悪い学生を卒業させないためで、国公立大学の場合、基本的には学生を卒業させます ・留年せずに卒業時に1回で薬剤師国家試験合格する私大の中堅以下の大学生の割合は多くありません。これが「薬剤師合格率9・・%!」との資格商法大学です 留年しても年間200万円の学費は大学に上納してもらうので大学は痛くもありません https://yakugaku.xyz/105-kokushikekka-547 文部科学省のHPに全ての大学薬学科生の留年・卒留・国家試験の合格者の データがあります 各大学はHPで開示する義務があったと思いますがコソッと目立たないようにしている大学が見られます(今年、合格率トップの大学など) https://www. mext.go.jp/a_menu/01_d/1361518.htm 低い偏差値の薬学部の学生は高校の復習?補習?から始まります このステップでも落伍する学生が多数います 文部科学省や厚生労働省でも上記の問題で頭を抱えておりますが、抜本的な解決策は見当たらず 「薬学部に入学₌勉強を頑張らないと薬剤師になれず、多額の借金を抱えたニートになる」ことを受験生や保護者にも周知する必要があります 乱文にて失礼しました
なるほど:3
4年制受験です。 暗記量はかなりありましたが、だいたい年明けてから国家試験勉強始めて、間に合いましたよ。ただし、当時は国家試験が今より約1ヶ月半遅い4月第1週の土日に行われていました。合格発表は5月初旬でした。 過去問を過去10年分、完全に理解して暗記すれば、それだけで正答率50%~60%はとれましたから、容易に合格できました。 また、選択肢が今より少なく、答えがわからない場合、この選択肢は絶対違うという具合に選択肢の消去法で答えを導き出せたので点数とりやすかったですし今のように必須問題も禁忌問題も無く各科目の足きりさえ気をつければ良かったです。 6年制になってからは、単なる暗記力では無く、総合力や問題の読解力も求められより臨床的な設問が増え難化しているとは思いますが、現役薬剤師から言わせてもらうと、難問が出題されている事はないです。 薬剤師国家試験が難しくなったような印象を受けるのは、薬学部の乱立で本来国家試験に合格できない地頭の悪い高校生が薬学部に進学できるようになったことが原因だと思います。
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