看護師は看護師と准看護師と2種類ありますよね

Question

看護師は看護師と准看護師と2種類ありますよね2種類分けている理由は何なのですか?雇う時に准看護師は給料が安いので
雇う方からすれば人件費削減になるから准看護師と言う制度を設けているのですか?

Answer 1

もともとは看護師人員確保の為に、資格取得の間口（資格取得を
容易にした）を広げた事が発端となります。

看護師も准看護師も臨床では全く同様の医療補助行為が可能なの
で、有用ではあるが、准看護師は、その全てが受動的な物となり
看護師のような能動的には何も出来得ないと言う側面が有ります。

また取得資格付与機関が全く異なる事から、看護師が准看護師よ
り必然、高所得になり安く使える”看護師”として、開業医などで
は重用される存在にはなっています。

まあ、私見では高度な医療（検温、血圧測定、採血程度でしょう
から、、）を行わない個人開業医などでは看護師は全く不必要で
准看護師で十分だと思いますので同資格職は存続させるべきだと
思いますが、、、、。

Answer 2

そう考えて、ほぼ間違いは在りません
その為看護協会は准看制度そのものの廃止を訴えていますが
雇用する側の、開業医主体の団体？である「日本医師会」は
存続を望んでいる！！

病院は・・・
看護師対患者の金員は一規定があるので、
多くの病院では、准看護師を病棟に配属できない

だから医師会対看護協会の確執が
既に40年以上（５０年？）も、続いている

Answer 3

日本看護協会による説明はこうです。

> 准看護師制度は、戦後急激な病院増設により看護師の需要が大きくなる中で、当時女子の高校進学率が低く、看護師を十分に増やすことが難しいため、中学校卒業を要件とし看護師を補助するものとして発足しました。時代は変化し、急速な高齢化、医療の高度化・複雑化を背景に、医療安全やチーム医療の観点が重要視され、看護職には自律的に判断し行動できる能力がいっそう求められています。
> そのため、日本看護協会は国民のニーズに合わせた看護職の養成が行われるよう、准看護師養成所を看護師養成所に転換し、看護師養成への一本化を目指します。また、准看護師の看護師資格取得を推進するための進学支援に取り組みます。

准看護師廃止の動きはずいぶん昔からあるのですが，まだ残っています。