保育士としての現場経験があると仮定して話しますね。少なくとも、資格取得にあたって実習は経験されている筈ですので。 まず、児童発達支援は就学前の子どもを対象にしていますので、保育所で働いていた経験があれば何となくイメージが付くかもしれません。集団に適応できていなかった子どもや、困りごとを沢山抱えていた子どもがおられたと思いますが、そういった子ども達に対して個別や少人数の集団の中で、発達課題に応じた関わりかけをしたり、活動を提供したりします。まだ発達障害の診断を受けておられない子どもや、診断を受けたばかりの子ども、グレーゾーンと言われるような子どもがおり、保護者の障害受容や特性理解を促すような保護者支援が必要とされます。平行通園の事業所であれば、保育所や幼稚園との連携も求められますので、現場経験があればやり易いと思います。年長児の場合は就学にあたって、学校との連携も必要ですね。 放課後等デイサービスは、小学生から高校卒業までの子ども達が通います。子どもと言っても、中高生は大人と変わらない体格になりますし、行動障害のある子どもの場合は大人が力負けして、怪我をする事例もありますね。性教育もそうですが、やはり児童発達支援との大きな違いは、子どもの発育的な部分にあると感じます。放課後等デイサービスの場合は、日常的な学校との連携が求められますね。又、放課後等デイサービスを卒業される時期は子どもによって違いますが、高校卒業まで利用される方は卒業後の進路として、通所系の事業所か入所系の事業所か、就労という大きな選択について相談をされますので、その辺りも知識や理解も必要になります。 どちらも基本的な制度や人員配置基準は同じですので、保育士はおおいに歓迎されるでしょう。後はそれぞれの事業所の社会的な位置付けと、事業所による差異の確認(放課後等デイサービスは特に、事業所による違いが大きいです)、事業所の方針や在り方がご自身の保育観や療育観に合うかどうかで検討されると良いと思います。
放デイは大きい子もいますので、前職に近いのは児童発達支援だと思います。入るクラスにもよりますが、保育園とはずいぶん雰囲気は違います。おっとりタイプの子が多く他害のないSST小集団だと、一見普通の保育活動みたいですが、それぞれに違った支援が必要だったりします。多動や衝動性の強い子のクラスだと、保育園とはずいぶん違く感じると思います。
実際に放課後等デイサービスで働いている者です。 放課後デイは、小学校1年から高校3年生までと、年齢の幅が物凄く広いです。 また、放課後デイでも、重度心身障がい児がメインなのか、それ以外の動ける障がい児がメインなのかで、内容は大きく異なります。 また、自閉症等の知的障がい児が多いか、発達障がい児が多いかで、雰囲気は大きく異なりますね。 児童発達支援の方は、幼児対象となります。児童発達支援のデイに関しては、経管栄養等、医療的ケアが必要な幼児も多いイメージはあります。 どちらも、保育士資格が必要ですし、障がい児と深く関わることが出来る職場ですよ。 実際に、その現場に見学に行って、判断するのが一番良いと思います。 それほど、現場によって雰囲気が異なります。
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