理論上可能か?と言われると、理論上は可能なんでしょうが、現実的には不可能だと思っておいて下さい。 教員免許の取り方ですが、3種類の方法があります。 ・大学で決められた単位を67単位以上取得 ・教育職員検定に合格して取得 ・教員資格認定試験に合格して取得 です。 1つ目の方法はとても単純で、免許が取れる大学で取る方法です。 大学に2度行ってはいけないという法律がある訳では無いので、大学卒業後にもう一度社会の免許が取れる大学に行くという事で達成出来ます。 ちなみに免許が取れれば良いので、通信制大学でも取れる所であればOKです。 ただし自力で取れるか?と言われると、もう一度大学に入り直している訳なので、微妙なラインです。 続いて2つ目の教育職員検定ですが、これは簡単に言ってしまうと、1つ目の方法よりも必要単位数が半分程度になる代わりに、各試験に合格する事により取得する。という方式になります。 とは言え、この方法も必要な単位数は半分程度になっているとは言え、結局単位が必要なのは変わらないので、考え方としては1つ目の方法と似たような感じになります。 3つ目の教員資格認定試験ですが、これについては完全に筆記試験のような試験で、大学の単位は一切不要です。 なのでこの方法であれば、自力で取る事が出来るでしょう。 という感じなので、もう一度大学に行く。という方法を選択しなかった場合には、3つ目の教員資格認定試験しかありません。 が、教員資格認定試験は、その年度に不足した免許に関する試験しか実施されていません。 2020年度は、小学校、幼稚園、特別支援自立活動でした。 これまでの日本の歴史の中で、中学校の免許が教員資格認定試験で実施された事はまだ1度もありません。 高校の免許については2003年に実施された事がありますが、これは高校で情報が新設必須になるという事で高校情報の試験が実施されています。(他に高校福祉も実施されましたが) とは言え高校の社会系科目が実施された事も、やはり日本の歴史で1度もありません。 なので、今後何十年かの中で、社会系の免許保持者が不足すれば実施される可能性はあるにはあるんですが、物凄く低くて期待しない方が良い確率です。 という感じではあるので、理論上は自力でも行ける可能性はあるんですが、現実的にはほぼ考えない方が良い話になって来ます。 という訳なので、可能であれば卒業後にもう一度通信制でも良いので他の大学に入るという方法を検討して貰った方が良いとは思いますよ。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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