高校教員の仕事は大別して3種類です。 1.教科指導:授業です。教材研究(授業の準備、言語は英語でも教える内容は英語じゃ無いです。恐竜の話なら恐竜がどう言うものか知らないと話になりません、アメリカ大統領選挙なら大統領選挙のやり方を知らないと教えられません。そういうところに時間を食います)がメインです。テストを作って採点とかは手間はかかっても本当の難しいところじゃないです。むしろ教える内容に教師として自信をもてるまで自分が勉強することです。 2.担任業務:生徒の面談、保護者懇談、PTAの役員依頼、成績・出欠資料の分析、進路指導、書類作成(指導要録や3年生なら推薦書作成とか)、不良がいれば懲戒とか家庭訪問、遠足や修学旅行、文化祭でのクラスの出し物などで生徒にアドバイスする。同じ学年の教師で役割分担するので一人で全部やるわけじゃないがクラスの生徒に対応するのは担任 3.校務分掌:学校全体の仕事です。教務係なら時間割作成とか生徒名簿作成・成績や出欠の記録など、進路指導なら大学や企業からの情報収集・生徒への指導・オープンキャンパスや模試などの実施、生徒指導なら遅刻や欠席指導・懲戒や家庭訪問、生徒会担当なら文化祭や体育祭などの学校行事運営、その他 図書館の維持管理、留学生対応、健康診断、避難訓練、PTA対応、入学式や卒業式、入試の実施・・・いっぱいあります。ルーティン化されている仕事は多いですが避難訓練一つやるにも教育委員会や消防署などとの連携は必要です。誰かが消防署へ依頼してるんです。 実際の学校は誰かが入試情報をゲットして担任に流しています。そういう仕事をやっている人は校務分掌の仕事が多いので授業が少なく、裏方仕事は生徒には見えません。段取りを考えて他の教師を動かしている教師が偉いんです。 4.部活動顧問:これは見てればわかりますが、生徒に見えない部分は顧問会議とか合宿の段取りとかです。あえて3つに入れないのはやりたい人がやるからでやりたくない人はほとんどやりません。5時以降は仕事じゃないです。 だからといって実際にやればそれほどブラックでもありません。要領のいい人は定時出勤定時退勤です。教材研究なんて博識の人はほとんどやりません、英語しか能の無い教師が知らないことを教えるので苦労するだけで、考査の問題なんか生徒のレベルを知ってる人は自分の作った問題の平均点を±1点で予想できます。予想より2点高ければ「今年の生徒はレベルが高い」と言いますw
他の回答者の方も仰っていますが,教師になろうかと悩んでいるくらいなら,止めておいた方がいいと思います。生半可な気持ちで続けられる仕事ではありませんから。 仕事の内容については,他の回答者の方が詳しく書かれている通りですので,私は別な話をさせてもらいますね。教師の仕事の一番大変なところは,人間関係(まぁ,どんな職業についても言えることですが)だと思います。上司である管理職,同僚の先生方,生徒たち,保護者,地域の人達,部活の顧問では自分の学校の部員だけではなく,他の学校の顧問の先生と仕事することもたくさんありますし,避難訓練とかでは消防署の人達とも関わるし。そういう中で,管理職に怒鳴られたり,まぁ,明らかにパワハラなんですけどね,保護者のお母さんに号泣されたり,モンスターペアレントに怒鳴り込まれたり,生意気な生徒に反抗されたり,生徒たちが避難訓練で態度が悪ければ,消防署の人にお叱りを受けたり…。 あなたは,それでも教師になる覚悟が本当にありますか。 もちろん,どんな学校に行っても真面目な生徒もいますし,教師である自分を慕ってくれる生徒もいます。本気になれば,やり甲斐もあります。ただ,それでも,今の先生は昔の先生の何十倍も大変であるのは事実です。
授業の下調べ、大学入試問題の分析等の教材研究。授業用の資料作成。 課外授業や補習の実施。その為の教材準備。 生徒個々人毎の進路指導や生活指導。それらに用いる資料作成。 定期考査の問題作成。採点。結果分析。 部活動指導。 清掃指導。 校務分掌の仕事。 職員会議。成績会議。進級判定会議。 高校入試の時期は、中学校からの願書受付から会場作成、試験監督、採点、合否判定会議まで。 聞き分けのいい、常識を弁えた生徒や保護者ばかりの学校なら、基本はこんな感じかと。
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