解決済み
元指導員です。 各都道府県運転免許試験場において、毎年2~3回新任指導員審査が実施されます。試験科目は6科目あり、内容は 〇教則(〇×試験) 〇小論文(指定教習所関係法令) 〇小論文(教育知識) 〇面接試験(技能教習について) 〇面接試験(学科教習について) 〇運転技能試験 となります。これらの科目を全て合格しなければなりませんが、1年を通じて合格すれば問題ありません。例えば初回で3科目合格し、2回目で残りの3科目に合格すればOKです。ただし年を跨ぐとリセットされます。 試験の内容は膨大な暗記が大半です。教習所は法律の塊なので関係法令の知識であったり、指導する上で必要な教育理論について小論文を書きます。特に法令については一字一句句読点まで含めて問われる場合もあります。 面接は技能教習と学科教習の指導要領をしっかりと覚え、自分なりに各教習段階における項目の内容について目的や留意点について説明が求められます。 技能試験は場内コース及び路上コースの2回に分けられて実施されますが、現役の試験官(警察官)が助手席及び後部座席に2名同乗して採点されます。物凄いプレッシャーです(笑) 合格率は100%です。なぜなら合格出来ない人、合格に向けた勉強や練習に耐えられない人は辞めて行くからです。初回で6科目合格出来る人は都道府県にも寄りますが1~2割程度でしょう。大半が2回目以降で合格します。 ちなみに指導員資格審査は合格しても資格の交付とはなりません。必ず所属する教習所で事前・事後教養の実施が必要になる為、関係者しか資格の取得が出来ない仕組みとなっています。受審自体は誰でもできますけどね。
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