警視庁職員とは、東京都に雇われている地方公務員ですから、東京都内での職務にあたるのが基本です。 それを踏まえて、卒業配置は当然、東京都内の署轄になります。 そして、特別な措置をされない限り、地域に配属され現場での職務を経験して、一年後に初任科講習のために学校に入ります。 一類採用でも三類採用でも、卒配で本部勤務はありません。 本部に居る職員は、特別な職員や一般職員を除き、下は巡査部長からで、その階級の者は少なく、殆どは警部補になります。 署轄では警部補は係長になりますが、本部では主任となり、係長は警部となります。 したがって、卒配者が本部勤務となるのは、特別で入校中に何らかの障害が出てしまったり、署轄では通常勤務が不適切、となった者が、そのまま学校に残って庶務に就いたり、その枠も無ければ本部の総務部か警務部で勤務する者も居ます。 五体満足、普通に卒業レベルの者は、地域での勤務となり、無論東京都内ですが、東京都心とは限らず神奈川や山梨の県境区域になる事も在ります。 また、卒配では行く事は無いのですが、東京都は大島、三宅島、八丈島、新島、小笠原の父島、も含まれていますからね。 ここまで話せば、卒配者の立場が理解できると思いますが、新人が希望できる訳が無く、人事で決められ振られた場所に、文句を言わずに行くだけなのですよ。 昇任試験に合格して、階級が上がる時に、希望の署では無く方面は希望出来ますが、それ以外は言われた所に配属されるだけなのですからね、それが組織なのですよ。 また、居心地が良い署でも5年で定期異動となります。 どんな所に行かされても、やるべき事をやり、上に楯突かず言うことを聞いて、職務を遂行する事です。 初めは、理想と現実の違いに戸惑うと思いますが、卒配して3年も過ぎれば、慣れて来るはずですよ。 頑張って!。
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