管理栄養士の人は栄養を効率よく摂取できる食べ方、調理法、食べ合わせ、時間なども勉強して知っていますか？ 柑橘類を朝…

Question

管理栄養士の人は栄養を効率よく摂取できる食べ方、調理法、食べ合わせ、時間なども勉強して知っていますか？

柑橘類を朝摂取するとシミが出来やすいなども知ってるのでしょうか？

あと保存方式で変わるもの、例えば冷凍すれば栄養素が減るものや風味、食感が変わってしまうものもの、キノコなどのように増えるものなども勉強して知っているのでしょうか？

食物の細胞レベルまで知りつくしてるのでしょうか？

施設の給食などで働く人は調理もマスターは当然と思いますが食品開発などで働く人は数式なり使うでしょうし記載してるようなことは調べるまでもなく頭に入っているレベルなのでしょうか？

主婦レベルだとテレビや本などでへーそうなんだ～となることも講義で学び済みですか？

栄養士になりたいと親戚の子が話してましたが所得もそこまで望める資格ではないと思いますがダイエットにより摂食障害になった子なので克服したことによりなんら思うところがあったのだと思います。学費の援助を頼まれましたが栄養士とは上記のようなことを学びますか？

Answer 1

＞管理栄養士の人は栄養を効率よく摂取できる食べ方、調理法、食べ合わせ、時間など...

＞あと保存方式で変わるもの、例えば冷凍すれば栄養素が減るものや風味、食感が変わってしまうものもの、キノコなどのように増えるものなども勉強して知っているのでしょうか？

養成校で習います。

＞食物の細胞レベルまで知りつくしてるのでしょうか？

よほどクラゲやらイナゴやら特殊な生物でなければ、一般的に食される生物については学んでいます。文系出身の学生はかなり苦手にする分野ですが。

＞施設の給食などで働く人は調理もマスターは当然と思いますが食品開発などで働く人は数式なり使うでしょうし記載してるようなことは調べるまでもなく頭に入っているレベルなのでしょうか？

一応教科書には載っていますが、さすがに指数関数、対数微積分を使うものなどは実務で使わなきゃ忘れていくと思いますし、いちいち覚えません。数式の意味と運用だけ理解して、あとは機械任せです。これは他の医師など他の職種もそうです。

＞柑橘類を朝摂取するとシミが出来やすいなども知ってるのでしょうか？
＞主婦レベルだとテレビや本などでへーそうなんだ～となることも講義で学び済みですか？

このあたりは選択科目になるでしょうし、職業として美容関係など、その内容その道で活動されている栄養士さんなら知っているかもしれませんが、一般病院や給食関係の栄養士さんだと知らない人が多いと思います。

ちなみにその柑橘類、朝摂取するとシミができやすいって米国の皮膚がんの論文を拡大解釈したもので、直接の根拠ないですよ。後追い論文もなければ、調査対象にも問題がある、原因物質の体内動態も全然追えていないなど、突っ込みどころ満載で、マスコミでなんとなくこんな噂があるから怖いね、程度で広まったものです。主婦レベルがテレビや本などであ～そうなんだー、と言っているものはほとんどこの程度のものです。

ただ、多くの管理栄養士たちが、論文を調べる能力も論文の内容理解する基礎学力、基礎知識もなく、ただマスコミが言ってることは、大げさと切って捨てるだけで全く対応できていないのが現状かもしれません。

おっしゃる通り、一般的な日本の栄養士は給食管理を除けば世界的に見ても非常に低レベルですし、それがそのまま収入に反映されています。よほどの覚悟と周りに染まらない意思、学力がないとキャリアアップは難しいです。ただ、同じ管理栄養士という名前で埋もれていますが、優秀な人もいるとこにはいます。大病院や大学、研究機関などに偏在してあまり会わないですが…。そういう道に到達できれば先はあると思います。結局とところ、個人個人で能力が違うということです。

やはり高い学費を援助して、先細りされるのは心配ですよね。お節介かもですが、お茶の水大や奈良女子大など、トップクラスの国立大学や私立の学費減額・免除特待生などある程度の学力を担保にした進路に絞り込むなどの条件はつけた方が良いと思います。それが、上記で質問者さんが問うた管理栄養士のレベルに到達するひとつのラインです。

あ、忘れてました

＞施設の給食などで働く人は調理もマスターは当然と

私個人は盛り付けが致命的に汚いので、給食業務に来るなと言われました…
料理教室は、調理師さん同伴です。人それぞれ得手不得手があるとご理解ください。