イルカのトレーニングの上っ面しかやってこない専門と、魚類学をはじめとして水性生物全般、海洋学、水産環境学、繁殖に関わるような増殖学、資源学やその利用学といった様々な学問をやってくる大学と、どちらが後々役に立つか考えるまでもないでしょう。 また、大学は勉強のやり方を学ぶところでもあるので、授業でやったことが即、役に立つわけではありません。 その部分だけを捉えて、専門の方が実践的だと短絡思考の方も多々見受けられますが、専門の授業(笑)なんかでやる内容は、採用されてから覚えりゃいいことばかりです。 昔、今はもうなくなった専門の講師を頼まれ、どのような方針で授業を組み立てればいいか聞いたところ、体験談を中心に話してくれと言われて唖然としたことがあります。講演会じゃあるまいしねえ。 就職のしやすさから言うと、どっちも大差ありません。 まず、募集自体があるかないか、その年によって変わりますし。 将来の中心人物を採るのか、若いうちだけで体力の限界になったら退職しても構わないのかでどっちを採るか変わるでしょうしね。 館によっては大卒以上というところもあるでしょう。 逆に、(特にイルカに限らず海獣のトレーナーはお客さんの前に出るから若い方がいいので)給料を安く抑えたいから専門しか採らないってところもあるでしょうし(そんなところで長続きするとは思えませんが)。 余談ですが、よく獣医を勧める人がいますが、水族館の獣医の募集は飼育員とは比べ物にならないくらい少ないです。 獣医資格を持ってる人を飼育員として採用することは、まずありません。 一般的な大卒より二歳年上でその上かなり高位の資格持ちとあれば、それなりに基本給が上がってしまいますからね。 それなら普通に四大卒か、同い年なら院卒を採ります。
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