理学療法士が2040年には需要を供給が上回りリストラが始まるという見解があります。

Question

理学療法士が2040年には需要を供給が上回りリストラが始まるという見解があります。このことについて疑問なのですが、これに対して、国試の難易度をあげたり、養成校では募集人数を減らしたりするなどの対策？は行われないのでしょうか。
率直にただその時が来るまで普通にバンバンと理学療法士を送り出すのでしょうか。

補足

率直に(疑問なのですが、)ただその時が来るまで普通にバンバンと理学療法士を送り出すのでしょうか。

()内が抜けていました。

Answer 1

元理学療法士です。

そもそも、国はもともと養成校をそこまで作るつもりはなかったと思います。はじめは理学療法士の養成校が少なく、かなりレアリティの高い職であった時期もありました。

まあ初期は理学療法士の数が少なく、養成校を増やす必要があったのは事実ですが、医師ほど難しくないのにかかわらず国家資格でそれなりに給与ももらえる職で志望者が増え、それに目をつけた人たちが学校を作る条件を緩和するように働きかけたことで学校が急増した経緯があります。

患者や医療のため、というよりは学校を作れば生徒があつまり金儲けになると考えた人たちが学校を乱立させ今のような供給過多に至ったわけです。

ですので、多少国家試験で調整というのはできますが、極端に合格率を10%にするなどはできません。これからも毎年レベルの低い理学療法士をたくさん輩出することになるでしょう。

Answer 2

三年制より四年制が推奨傾向にあり、数多くある専門学校などはどうなっていくと思われますか？

専門学校があるのが日本と韓国ぐらいですからね。他国は大学／大学院の世界です。どうなるんでしょう？