偏差値の非常に低い大学の場合、受験結果を見てみると、受験者がほぼ合格者となっています。すなわち、名前を書いて適当に答えを書けば、ほぼ合格します。そのような学生と、偏差値70もあるような有名大学の学生を比較してください。 まず基礎学力に雲泥の差があります。入学した時点で、知識のレベルが大きく違います。また、学習意欲や修練度が全く違います。新しいことを覚えるにしても、有名大学の学生は1日でマスターするも、そうでない学生は1週間かかるかもしれません。 すなわち、低位の薬学部の学生は、毎年の進級時に多数留年しています。多くの方は、2年も留年すれば退学するでしょう。そうなると、いいのか悪いのか、比較的勉強のできる学生だけが残ります。 そして最後に行われる卒業試験に合格することができた学生のみ、卒業が許され、同時に国家試験受験資格を得ます。当然ながらこの卒業試験は、在籍する学生にはかなり困難な試験であり、ここでも数割の学生が落とされます。 各年留年率を10%とし、4年生と6年生の留年率を20%とし、国家試験合格率を80%と仮定します。すると、ダブることなくストーレートで薬剤師になれるのは、 0.9×0.9×0.9×0.8×0.9×0.8×0.8=0.335・・ すなわち入学した全学生の3人に1人しかストレートで薬剤師になれないということになります。 正直、低位薬学部に入学するならば、必死に勉強して1年浪人してでも中堅以上の薬学部に入った方が、薬剤師になれる可能性が高いです。
なるほど:3
ありがとう:1
他の方も仰ってますが、国家試験が受からなそうな学生は、留年させるからです。 それにより合格率を引き上げることができます。 医療創生大学薬学部(旧いわき明星大学)の定員は90名です。 実入学者は、おそらく90名より若干多い程度でしょう。 しかし今年の新卒国家試験受験者数は、40名です。 入学者の半数以上が留年or退学していることが推測されます。 これは、医療創生大学に限ったことではありません。 偏差値が低いのに国家試験合格率がやけに高い大学では、留年率が高い傾向にあります。 http://yakustudy.com/new-straight/ 上記のサイトで、卒業率と合格率を詳しく分析されていましたので、ご参考までに。
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