看護師になる過程には様々あります。 看護学部・看護学科のある大学進学。 専門学校 専門学校にも准看護師を取得して看護師を取得するコースもあれば、看護師を所得するコースもあります。 どのような養成課程を選ぶかで変わってくることのように思えます。 まず「看護学生は、看護師さんに強く当られる」ですが、これは働きながら看護師を目指す場合には、「職場で強く当たられる」、という場合と、「実習で強く当たられる」という場合があると思います。前者は働きながら看護師を目指す場合に発生し、後者は全ての看護学生が直面することかと思います。 仕事で強く当たられるというのは、経験上、学業と仕事の両立がうまくいっていない場合に発生するのではないかと思います。実習で強く当たれるというのは、受け入れ先の忙しさとか、指導する側も人間ですし、また、専門教育(実習指導という)を受けていない場合もあるので、「何でこれくらいのことがわかんないのよ!」的な感情的な当たられ方が多いのかな?と思います。実習指導者の力量と、実習指導の先生方の力量によるかと思いますが、現場が分からず、習った知識で何とかしようとする看護学生を暖かい目で見ることができるか、何でできないの?というイライラした状態で見ているか、育てる側の問題もあるので、一概には言えない事柄です。 次に「看護学生は1週間に寝る時間がほとんどない」ですが、基礎の時にはそういうことは試験前くらいだと思います。ただ、働きながら看護師を目指すなら、夜勤もあるかも知れないし、仕事のシフトの問題もあるので、自分の時間をうまく作れなかったらそうなるかも知れません。 全日制とか看護大学だと、よほどのことがない限り、実習に行くまではそういうことはないのかな?と思います。 実習に行くと、要領が悪かったり、受け持った患者様の状態によってはそういう事態に陥るかも知れません。 実習、国家試験前(今時期ですね)はやること、やり落としたこと、覚えなければならないけど覚えていない現実に直面して右往左往して眠れないことも多いかも知れません。 「辛くてしんどい」 捉え方かな?と思います。 生まれ落ちて成長して死ぬまでの過程のどの部分を受け持つか分かりませんからね。 かつて3kとか5kとか7kとか言われていた時代もありました。 きつい、きたない、給料安い、化粧のり悪い、休暇ない、言いだしたらきりがないですね。 きたない、という部分は覚悟というか割り切りは必要だと思いますよ。 そういう仕事ですから、医療と言うのは。 尿・便とは切っても切り離せない仕事ですし、そこを上手く知識・技術に結び付けられれば最高の看護師になれると思いますけどね...。 看護師と言うのは、法律的には診療の補助と療養上の世話をする、というのが業務ですので、点滴注射、検温といったテレビドラマで出て来るようなきれいなお仕事から、オムツ交換、入浴介助、ワーワーの患者様の対応とか血まみれの救急とか、ありとあらゆることに対処していくのが現場です。 もちろん死というカテゴリーもあります。どうしようもない場合にはできるだけ安らかな死を迎えてもらう援助というのもあります。 根性というのは違うと思いますね。 勉強=知識...これは多岐に渡りますけどね...、様々な技術=医療についても、コミュニケーションについても、倫理とか哲学についてもの技術、経験。そしてセンスですかね? 相手をするのは、患者、患者家族、親族...。同業者=医者・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・ケースワーカー・他の施設の方とかいろいろですからね。 どんな仕事につくにしても勉強も経験もその職業に伴う「壁」はあると思います。 看護師だけが特別ではないと思いますよ。 看護師を目指されるなら、普通の社会人として、資格を取得するために必要な困難さはあります。 資格取得後も知識は吸収する必要があります。 頑張って下さい!
なるほど:2
「看護学生は、看護師さんに強く当られる」 学生時代はそう感じましたが、指導者側になったら強く当たられる方にも原因はあると思うようになりました。 例えば、1枚しかない受験申込用紙を今日中に提出しなくてはいけない。再度取り寄せも時間的に無理。だから失敗は許されない。で、それを小学生と協力して書きなさい。って言われた状況を想像してください。 何やらかすか分からない、出来るはずだと思ってやらせても とんちんかんな質問しかしない、制限時間も考えない。それで優しくできますか? 「看護学生は1週間に寝る時間がほとんどない」 実習期間は 記録物が宿題みたいな状態で出されるので、能力が足りないと そういう状況になります。高校生でも、夏休みの宿題溜めまくって遅れたら留年って状態になれば似たような事になるのでは? 「辛くてしんどい」 何がしんどいのかが分からないと何ともいえません。 「それと、やっぱり看護師になるには、勉強はもちろん、それ以外の根性も必要ということですか?」 辛いから辞める。って選択肢を簡単に選べる人には無理だと思います。
女社会なので根性は必要ですよ。
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