教えて!しごとの先生
教えて!しごとの先生
  • 解決済み

溶接について

溶接について社会人になり溶接の職場に着いたのですが (ロボットか溶接する) 今後のことで勉強したいのですが 溶接条件の出し方ってどのように決めてるんですかね? ガス量や電流など、、 特に興味があるのがワイヤー供給量です ワイヤー供給量が多かったり少なかったりするとどんなリスクがあるのでしょうか?

続きを読む

97閲覧

回答(1件)

  • ベストアンサー

    溶接条件と言われるものはワイヤサイズ・溶接電流・アーク電圧・溶接速度・シールドガス流量・狙い角・前進後退角・チップ母材間距離などがありますが、いずれも計算式を使って算出するものではなく実験によって確認された適性条件というものを参考にして決定します。 例えば2.3mmの鉄板の重ね隅肉の溶接条件はワイヤ1.2mm・溶接電流130A・アーク電圧21V・溶接速度50cm・ガス流量16ℓ・狙い角30度・前進角10度・チップ母材間距離12mmが標準的な溶接条件とされ、溶接技術関係の書籍や溶接ワイヤメーカー・溶接機メーカーのガイドブックに掲載されています。 この溶接条件を参考に「溶接速度を70cmぐらいにしたい」となったら「では溶接電流を150A・アーク電圧を22V・前進角を15度・ガス流量を18ℓにしてテストしよう」というようにアレンジします。 どのようにアレンジするかは経験と知識で数値を決めますが、経験が浅いと上げたり下げたりして何度もやり直しすることがあります。 なおご質問に書かれた「ワイヤー供給量」は1分間の送給重量g/minで表示することもあれば送給速度m/minで表示することもありますが、溶接条件に記載されることは少ないデータです。 と言うのも「ワイヤ送給速度と溶接電流は比例関係にある」からで、操作盤とか溶接機に付いている電流計で簡単に読み取れる「電流」を溶接条件の項目に入れるのが一般的です。 ロボットの場合は自分が指令する数値でもあるしティーチペンダントに表示するのも簡単なので「ワイヤ供給量」が表示されるようになっていますが「溶接電流と同じようなもの」ですから溶接条件の話の時は電流・電圧・速度で話をしてワイヤ供給量の数値は使わない方が良いと思います。 ゴチャゴチャと書いてわかりにくかったと思いますが、「今後のことで勉強したい」のでしたら技術に関する書籍を購入されることをお勧めします。 お勧めは産報出版が発行している「マグ・ミグ溶接入門」です。 価格:2,860円(本体価格:2,600円)ですから結構高価ですが座右の書として持たれると基本の全てが説明された役に立つ本です。 出版社にネット注文するか、本屋さんに取り寄せてもらうかですが、アマゾンなどのネットショップでも取り扱っています。 https://www.sanpo-pub.co.jp/books/guide-book/post_8.html 溶接機メーカーやワイヤメーカーもいくつかの資料を提供していますので、ロボットの納入業者に「溶接関係の技術資料がありませんか」と聞かれてください。

    1人が参考になると回答しました

この質問を見ている人におすすめの求人

< 質問に関する求人 >

溶接(東京都)

求人の検索結果を見る

< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >

正社員×土日祝休み(東京都)

求人の検索結果を見る

もっと見る

この質問と関連する質問

    職場・人間関係に関する質問をキーワードで探す

    < いつもと違うしごとも見てみませんか? >

    覆面調査に関する求人(東京都)

    求人の検索結果を見る

    Q&A閲覧数ランキング

    カテゴリ: 職場の悩み

    転職エージェント求人数ランキング

    • 1

      続きを見る

    • 2

      続きを見る

    • 3

      続きを見る

    あわせて読みたい
    スタンバイプラスロゴ

    他の質問を探す

    答えが見つからない場合は、質問してみよう!

    Yahoo!知恵袋で質問をする

    ※Yahoo! JAPAN IDが必要です

    スタンバイ アプリでカンタン あなたにあった仕事見つかる