医師で食いっぱぐれているやつなど存在しない。いても全国に10人くらいだ。 厚生労働省の記者クラブで長年、保健衛生行政をウォッチしてきた、新聞記者出身のおれが教えてやる。 社会保障費(医療費)を抑えたい国(厚生労働省、財務省)と、医療機関の共倒れを防ぎたい日本医師会の利害関係が一致し、医学部医学科の入学定員は、厳しく管理されている。 震災復興のために、東北薬科大学に医学部を設置し2016年に新制「東北医科薬科大学」が誕生するまで、1979年に琉球大学が医学部医学科を設置してから40年近く、医学部医学科の新設を国は認めなかった。 国と医師会の「蜜月関係」は当面続くと考えられるので、「医師」という職業は、将来にわたって、現行同様、物凄くコスパが良い時代が続くと考えられる。たぶん、あと50年は安泰だ(国が亡ばなければの話だが)。 日本歯科医師会、日本薬剤師会は、国との良好な関係を築けなかった。だから、文部科学省は、歯学部の増大に歯止めを掛けられなかったし、薬学部に至っては、今でも新規開学が続いている。 歯科医師は、余剰人員が多く、もはや「高給取り」ではなくなった。信用調査機関『帝国データバンク』の倒産情報によると、歯科医院が毎月上位に挙がっている。歯科医師はもはや、オワッてる。私立歯学部は、定員割れさえ出ている。 そして、薬剤師もそれに続く。ドラッグストアでレジを打ったり、白衣を着て、ティッシュ5箱299円(おひとり様1ケースまで)を実演販売させられる時期がもうそこまで来ている。 さらに、看護師も危ない。私大の4年制看護学部が、雨後の筍(たけのこ)のごとく乱立している。看護協会は、「もっと増やせ」とトチ狂ったことを言っている。共倒れの危機感がまるでない。幹部が、更年期障害の婆さんばかりだからだな。 今は看護師の供給が需要に追い付いていないが、今後20年以内に、需要、供給が逆転するはずだ。 物事は、大局的に見なきゃならん。 「大学の医学部に入り、医師国家試験に合格して医師免許さえ取得すれば、将来は安泰」とまでは言えんが、最後までしぶとく残る職業だ。白衣着てレジ打ちしたり、ティッシュペーパーを実演販売したりなんてしないで済む。 だけど、私立医医でかかる莫大な学費を回収できる時代は、もうじき終わるぞ。高齢化社会はどんどん進展しているのに、国の社会保障費の伸びは頭打ちだからな。 だから、私立医医には、親の資産が目減りし、それを補填できないことを認識した上で進学しなきゃならん。
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食いぱっぐれないリスクは低いですが将来が安泰とは別モノです。 医師で億単位で稼いでいる人もいますし、勤務医で安定収入も期待出来る上に退職後も資格を活かせて稼げます。 また弁護士の資格を取っても独立して事務所を経営する方もいますし、大手事務所の勤務する方、中小事務所でイソ弁をする方もいます。 医師と弁護士を比較した場合、高収入を得る観点で下振れのリスクを考えた場合に下振れリスクが小さく収入の期待値が高いということだと思います。
結局のところ、資格に関係なくコミュニケーション能力が高く、社交的、物事にきちんと取り組む人が安泰に暮らせます。 その全てがない人は社会不適合で底辺生活しかできません。 そして世の中、少数の成功者とどれかが欠けてそこそこの生活ができる人が半分くらい。 残りが全部欠けて底辺生活や生活破綻している人だと思います。 私の場合は全部欠けて、社会不適合。 生活破綻手前だと思っています。
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