解決済み
例えば1町歩コメやって150万出てって100万入ってきて大赤字というようなこともときどきなんとなく耳にしますが、だとすると補助金か保険かなにか恒常的に赤字を埋める仕組みがないとコメ農家は生きていけないのじゃないかと考えてしまうのですが、どういった仕組みで稲作農業がなりたっているのか。高齢化でやめる話は聞いても、赤字で廃業とはあまり聞かないような。機械購入とか減反への補助金はもう期待できなくて、転作では補助金もらえるとか個別の話は既にお伺いしまし、保険のようなものも申し込めば活用できると伺いましたが、上記のような赤字がもし一般的だったとしたら、なにか公的な救済の仕組みがないと成り立たないのではないかと思い質問している次第です。 赤字か黒字かは規模でも違うでしょうし、経営の仕方や売り先(農協か消費者かなど?)でも違うでしょうし、土地とかコメのブランド力によっても変わると思いますが、例えば一般的に、農協に卸すと安いけどそうした補填を受けられる(受けやすい)とか、国から一律小規模の人は何か補助金がもらえるとか、何かあるものでしょうか。 乏しい知識でコメ農家の方を不快にさせてしまったら申し訳ないのですが、単純に悶々とした悩みを解決したく、お願い致します。
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1町歩コメをやっている人は、土日農業をしている兼業農家です。 全国では1~2種兼業農家はH30の統計では68%です。(専業は32%) 専業農家の中にも、兼業していたが会社を退職して細々と農業をしている隠れ専業もいますね。 http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/data/07.html 以前の兼業農家は機械が高価なので2~3軒共同で買って使っていました。しかしながらサラリーでの休みが取れなくなってきて土日農業に変化してきました。 そうして、兼業農家は共同使用を辞めざるを得なくなり個別で機械を購入、2条刈コンバインで良いところを3~4条刈、田植機4条程度を6条、乾燥機も、トラクターも大きめですね。 私も以前兼業をしていました。農機具は丁寧に20年以上も使っていましたが、しょせん経年劣化して故障が多く修繕費がかさんできます。 当たり前ですが収支はマイナスになる場合があります。マイナス分を確定申告をしてサラリーの所得税を戻します。翌年の地方税等も少し減額される。 ---------------------------------- 食管があったときの米価が最高額は、H5年コシヒカリ1等60㎏手取りで26,700円で補助が無くても収入はある程度ありました。逆ザヤ解消でH7年に食管が無くなり米価は下落、消費も落ち込み今年も1等60㎏手取りで14,500円程度となっています。 公的な救済の仕組みを考えたのが今の収入保険制度です。 以前は民主党がした戸別所得補償モデル対策がありました。 新潟県コシヒカリ生産農家
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とりあえず薄利多売ですね。 つまり利益の出せる設備で 量をバランス良く作らないと 赤字なだけです。 高価な機械や人たくさん雇えば 楽だけど量作れなきゃその経費や 借金で赤字ですし だからといって中古の壊れやすい機械と 家族の無償労働に頼るような米作りは リスクが高くなり機械が壊れたり 家族が倒れれば一気に債務超過に なってしまいます。 だから米で生計立てられる米農家は シビアなラインで経営されています。 つまり他の事業とあまり変わりません。 ちなみにこれは減反がなくなる前からですよ。 そもそも減反にそんな都合のいい 補助なんか出てませんしね。 これこそが米農家以外に多い勝手な 思い込みですね。 補助求めるならサラリーマンになるよw ちなみに赤字で廃業ではなく赤字で 補填して存続しているだけです。 サラリーマンなど兼業の米農家は 殆どがそのパターンです。 農地持っていると義務でやめられないのが 農地管理ですしね。 ちなみに所得減の保険は今までありませんでしたが 価格暴落の保険はそれなりの規模の 米農家はありました。 ただ今年から青色申告さえしていれば 利用できる収入保険(所得ではない)が 農業では始まりましたので売上暴落は 被害軽減できます。 ただ勿論、掛け金や積立金が必要ですので その保険で儲かるとか必ず成功できると言う わけではありません。 まぁー簡単に言えば農業は経営。 駄目なら借金や出稼ぎしてでも なんとか経営維持するもの。 これは昭和から変わってませんね。 サラリーマン感覚だととても 怖いでしょうけど事業と考えれば 当たり前といえば当たり前です。 赤字でも従業員には給料支払うように 赤字でも農地には管理費かける事は 国が強制しています。 やめるためには農地を引き取ってくれる 人を探し出すしかない。 ただそんなもんただでもいらないのは 当然でだから仕方なくコストの 抑えられる方法を選んで維持管理 されているのが零細米農家です。 あっそれと新潟の農家さんのおっしゃる 米の価格は新潟基準です。 新潟だけ突出していつも高く他の都道府県より 数千円いつも高いです。 それと等級が悪ければ安くなるし 品種によっても大きな差があります。 高いからと言って高いブランドの米ばかり 作る事は作期が異なるので無理ですから それなりの規模の農家は複数の品種を作っています。 だから他はもっと厳しいと考えたほうがいいね。 それに新潟は土地改良もきれいにできているところ 多いですから米作りも楽な場合が多いしね。 区画整備できていない農地はそういう農地の 数倍手間と時間がかかるからね。 だから同じ日本の米農家と言っても一様に 決めつけは無理ですね。 あとなくなった戸別保証は正規耕作者に 出てましたが非正規の場合は耕作していない 地主が得てました。 つまり農地管理丸投げサラリーマン地主とかが 何も米作らず売らずゲットして苦労している 耕作者の手元に渡ってませんでした。 だからいろいろ問題がある制度ではありました。
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