高校~大学の分野(文系・理系など)で分類することはできない「力」ですから、航空管制官が最終目標であっても、それに応じた進路選択、というのはありません。英語を重視している大学・学部を目指せばいいかと思います。 航空管制官になるためには、航空管制官採用試験を受けて合格する必要があります。 この試験で重視されるのは3つです。これらのうち、(1)は数学(幾何学)の問題をいくつも解くことで鍛えられるでしょうし、(2)は暗記問題(クイズでも英単語でもよい)や暗算をいっぱいトレーニングしましょう。ただし、この二つは、「センス」「生まれつき」も影響するので簡単に鍛えられるわけではありません。ということで、すぐに取り組んで、効果もわかりやすいのは、(3)の英語です。 (1)空間把握能力 「ことばや部分的な図による説明だけで、あるモノが三次元的にどういう状況にあるか瞬時に把握する」能力です。航空管制官は、飛行機を直接動かすのではなく、「情報」によってコントロールするわけですから、情報からモノの状況を頭の中で構築することができなければ話になりません。 (2)記憶能力 ある飛行機が進入中であることを忘れて、他の飛行機を進入させる、などといったミスが起こったら大変なことになります。一流のサッカー選手は、フィールドでプレーしながら「俯瞰的に」フィールドをとらえ、カメラで空中写真を撮ったように全体状況を把握し、適切なパスやシュートを選択することができるそうです。それに近い能力で、ある空域で飛行中の飛行機全ての状況を瞬間瞬間で把握するための脳の容量が必要です。 (3)英会話を中心とするコミュニケーション能力 「ことば」特に英語を用いることが求められる仕事です。 ですので、外国語学部をはじめ、文系学部の出身者や、ダブルスクールで英会話に通った人が結構多いです。 今から、英語の四技能、特にリスニングとスピーキングを徹底的に鍛えておきましょう。
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