解決済み
契約社員が正社員に登用されることで職場にとって(会社自体にとって)何かメリットはあるのでしょうか?契約社員が正社員になることで給料が増える(人件費が増える)というデメリットがあるのはわかるのですが。
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主には社員の気持ちが変わることと、仕事の任せやすさが変わること、の二点です。 例えば、契約社員の場合、別にこの会社に長くいるかも分からないし、合わなかったら他に移れば良い、という感覚がある場合も多いと思います。 そうした感覚を持って仕事をしていることは会社側も認識していますし、その前提で仕事を与えます。 この場合、契約社員に与えられる仕事の幅は狭くなります。習得しやすく、またその人が突然辞めても代わりの効く仕事がメインになるでしょう。だからこそ契約社員の給料は低くなります。 一方で、仮に契約社員として働いている方の能力が高かったとします。会社側からすると、もっと難しい仕事も任せてみたい気持ちになります。しかし、難しい仕事を教えても辞められてしまっては意味がありませんし、契約社員の方からしても、大した給料も払われないのに何でそんな難しい仕事を覚えなければいけないのか、という不満になります。 そこで、契約社員に正規雇用を勧めます。正規雇用にして今よりも待遇を良くする分、会社のために今よりも難しい仕事にも取り組んでみて欲しい、と伝えるわけです。 契約社員の方が正規雇用を目指していた場合、そこで初めて勤め先が『自分の会社』になります。嫌ならすぐに辞めれば良いという感覚も薄れるでしょうし、正規雇用なのだから、ある程度難しい仕事でも頑張ろうと思えると思います。 簡潔に言えば、人間ギブアンドテイクで生きていますから、与えずに与えろと言うのは無理があります。 だから、会社がその人に頑張って欲しいと思えば待遇を良くする必要がありますし、雇用される側も給与がほしければそれなりに頑張る必要がある、ということです。
なるほど:2
元採用担当のおぢさんです。ユニークなご質問ですね。 契約→正規雇用のメリットは、やはり帰属意識の向上でしょうね。そして、会社はその人を管理職などに登用しやすくなります。会社によっては契約社員が管理職という会社もないわけではないのですが、外資などであって日本企業では珍しいかと思います。その他にも、社員しか決裁できない権限を付与したり、顧客情報へのアクセス権を渡して仕事の範囲を広げることも出来ます。 >契約社員が正社員になることで給料が増える(人件費が増える)というデメリットがあるのはわかるのですが。 これも一概には言えません。深夜に長時間残業をしている場合であれば、課長にしてしまって残業のつかない管理職として雇用するあくどい会社もあったりします。 本人にとっては、契約社員(有期雇用契約)から正社員(無期雇用契約)になることで、いろいろメリットありますよね。一般的には給料や福利厚生面でも良くなるはずですし、退職に関しても(契約の内容次第ではありますが)自己都合では契約期間内に辞められない契約社員よりも、法的には2週間前(多くの会社が就業規則では1~2ヶ月前)に申し出れば辞められる権利を獲得できるとも言えます。日本の法律は正規雇用に甘くつくられています。
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