解決済み
トランシーバーについて質問です。仕事で使おうと思って探しているのですが、Amazonとヤフーショッピングなどで探すと免許・資格不要と書いてある商品が多いいのですが、口コミなどを読むと技適マークがないので日本では違法と口コミに書いている人がいます。正直、素人なので買って良いのかわかりません。教えてください。個人的な使用方法は車の誘導などで使いたいと思っています。教えて下さい。
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●技術基準適合証明に合格していませんので、国内では不法無線局として捜査や取締りの対象です。(使用したことが発覚すると1年以下の懲役刑か100万円以下の罰金刑、公共電波への妨害を引き起こすと5年以下の懲役刑か250万円以下の罰金刑) トランシーバーによる違反行為は交通違反のように数千円の違反金納付で済まされる話ではなく、警察署で聴取を受けて検察庁に送致され、裁判によって刑罰が決定されます。同僚の方と一緒に使った場合、同僚の方にも前科が付きますので、取り扱いには注意が必要です。 総務省も以下のように警告をしています。 ★外国規格の無線機器は国内では使えません http://www.soumu.go.jp/soutsu/shinetsu/sbt/kankyo/frs.html ★重要無線通信に妨害を与えていた外国規格の無線機を排除 http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/mymedia/30/0821.html ★外国規格無線機による放送事業用無線局への混信を排除 http://www.soumu.go.jp/soutsu/kyushu/re/report2015-01.html ●現状のAmazonマーケットプレイスは中国系業者の見本市のような有様になっており、トランシーバーも怪しい商品が多く出品されています。違法品を完全合法と称していたり、免許が必要な機種でさえも免許不要として販売されるケースが見受けられますので、これに騙されて検挙された例もあります。 商品レビューの投稿に関しても、業者の手によって組織的に行われており、たとえ違法品や粗悪品であろうと数十件の五つ星の高評価レビューが並びます。(Amazon側も削除は行っていますが、雨後の筍のように違法品が続々と出品されて対処が追いつきません) Amazonでは、安い商品から探すと優先的に違法品にぶち当たるようになっていますので、安全な機種を購入するのであればある程度の価格帯のアイコムやケンウッド等の国内メーカー品を選ぶしかありません。↓アイコムのIC-4300、免許不要で使える防水防塵対応のコンパクトトランシーバーです。 https://www.amazon.co.jp/dp/B005RT633C/ これよりお安い機種をご希望の場合、エフアールシーという新興メーカーが安全なトランシーバーを発売しており、Amazonやヤフーショッピングでも取り扱っていますので、これを入手してください。ただし防水防塵の性能はありませんので使い捨ての感覚で・・・
法令で定める技術基準に合格している製品には技適が与えられます。日本国内で使用することが可能であるという公的な証明が技適マークです。 このマークが存在しない製品は、どのような実態の電波が出ているか不明ですから、使用は自己責任という事になります。 このマークはトランシーバーに限らず携帯電話にも採用されているのですが、携帯電話・スマートフォンであれば技適マークがない機種を使用している層も数多く存在しており、ほぼ実害もありませんから取り締まり自体も行われていないのですが、トランシーバーに限っては重要無線局への混信妨害を発生させる機種が確認されているため、総務省のデューラスという不法電波センサーによって電波の存在の探索が行われています。 お示しのアマゾンのトランシーバーは、メーカー名や型番で検索しても技術基準適合証明のデーターベースで該当しませんのでマークは存在しないでしょう。予算を増額して、もう少し信頼あるメーカーの製品をお探しなってください。
技適を取得していなければ違法品です。
無線機については国内で使用できる周波数、出力、無線機の仕様、取り扱える免許が電波法という法律で定められています。 周波数の割り当ては国際条約、機関で定められており、その範囲内で各国の法律で更に詳細に割り当て等が定められています。 そこのところを踏まえた上でないと何故利用できないか理解できないと思います。 さて、アマゾンやヤフーショップ、ヤフオクなどで販売されている格安無線機の殆どは輸入無線機の仕様です。 主に中国製が多いですが、たまに国内メーカーの逆輸入無線機なども目にします。 ここで最初に書いたことが関係します。 つまり輸入機や逆輸入無線機は輸出先や生産国の法律で定められた周波数や電波出力で製造されています。 前段で説明した通り、各国の周波数や電波出力はほぼ同じような範囲内で割り当てられますが、混信など障害を防ぐために微妙に違う帯域が指定されることがあります。 例えばアマチュア無線を例としてあげると、使用できる周波数帯域はほぼ世界共通と思ってもいいくらいですが、中国と日本では微妙に違う帯域を指定されています。 ですので当然ながら中国製の無線機をそのまま使用すると国内のほかの無線局の交信を妨害したり、不必要に高い出力で意図しない遠方まで電波が飛んで行ったりします。 ですので当然ながら国内で利用できるようにするためにその微妙な周波数帯域の調整や出力を国内基準に合わせなくてはいけないことになります。 その国内基準を満たしている無線機には技術適合マークシール、通称技適マークが貼られています。 現在のところ個人的に無線機を製造、改造して利用できる無線機はアマチュア無線以外では認められないと記憶しています。 駐車場誘導等の近距離での交信目的なら国内メーカーの国内向け特定小電力無線機と書かれている無線機であれば間違いないと考えます ですので、口コミで技適マークがないので違法機と付いている無線機の購入は避けた方が良いでしょう。
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