解決済み
一級整備士と二級整備士 (車の)給料ってどのくらい変わってくるものなのですか? 専門学校 1級か、2級 どっちを取りに行こうか迷っています、 給料面 それ以外でも何かあれば教えてください!
391閲覧
先の方も申し上げているように、給与面では差がほとんどありません。 しかし取れる環境(経済的)であれば取っておいた方が今後活躍する上で重要になります。 しかしながら経済面から国家資格1級をあきらめ、2級に甘んじてる方も多い。 もし経済面で可能なら1級をお勧めします。 ただし2級の倍の学費がかかりますが。 設備の良い学校だと学費だけで4年間で約600、それに交通費、昼食費、交遊費、衣服、車の免許代、車も欲しい・・・プラス100~200は超えます。 大体800は見込んでおいた方が良いですね。 年200×4年=800 これをポンと出せる家庭環境がどれだけあるのか。 前提は経済力です。 さて、経済的にも問題無く、1級課程に進み卒業し入社後の国家資格1級試験も合格となった場合どういった道筋をたどるのか? 先述した通り、給与面では差がほとんどありません。 と言うことは、業務内容もまったく一緒です。 国家資格1級だから特別な整備を任されるなど一切ありません。 学校で資格を得たとしても、社会で即通用すると勘違いしてる方が大半と思いますが、実際は通用しません。 自動車学校によく例えられますが、運転免許は取ったけれど最初から上手い人はいないでしょう。 右折、車線変更、バック駐車など慣れるまでに半年はかかりますよね。 それと同じで、一級と言う資格を取っても現場では初心者マークです。 まず3年間は車検・点検・洗車・雑用のルーティンワークです。 本格的な整備はその後です。これは1級者だろうが2級者だろうが関係ありません。 でも国家資格1級の強みは2年余分に勉強した知識量にあります。 ディーラー希望なら、いずれ取得しなければならないメーカー検定試験が待ってます。 このメーカー検定試験一級と、国家資格一級の問題は70%近く似た問題です。 試験には滅法強いのは確かです。 はっきり言ってディーラーでは国家1級だろうが国家2級だろうがどちらでも構わない。 むしろメーカー検定試験に重きをおいてます。 メーカー検定試験1級は持ってって当たり前の風潮があるため、試験前は皆必死です。 学校での勉強は現場では普段通用しません。 しかし、現実にはその通用しないはずの資格試験が待ったなしでやって来ます。 矛盾するかもしれませんが。 メーカー検定1級と2級では心情的に天と地の身分差があります。 日産は最高位がメーカー1級の上に存在する「HITEQマスター」 トヨタは最高位がメーカー1級の上に存在する「TOP CREW トップクルー」 これらの位に到達出来る方は社内でも1人か、良くて2人の超狭き門です。 でも共通して言えるのは国家・メーカーとも一級者だった方です。 つまり、高高度な知識と応用力、判断力、探求心、すべてにおいて一級品でないと到達不可能な領域です。まさに会社の頭脳と言うべき存在。 国家資格1級者は25歳位でメーカー検定1級試験の資格が与えられます。 そこでの成績とその後の活躍(例えば全国技術コンクール出場を果たすなど) で早ければ28歳で最高位の挑戦権が与えられます。 取得後は技術本部で先輩・後輩に関わらず技術指導の担当になります。 そのまま技術畑一本で出世するパターンですね。 一番最悪なのは国家1級だからと言ってアグラをかいてる方達。 向上心も無く、メーカー検定試験も落ちる。 折角の国家資格が逆効果になる。 結構あります。 これは他の方の受け売りですが、 整備士の仕事は資格だけ持っていればいい仕事ではありません。 自動車技術の進歩は目覚しく、自動車が進化していく以上、 整備をする人間も進化していなければ、一瞬にして現在の自動車を修理できない、 「過去の整備士」になってしまいます。 整備士にとって最も大事なのは資格ではなく「向上心」です。 一生勉強することはとても大変ではありますが、自動車整備士とは、日々成長できるやりがいのある仕事です。 さて貴方はどう決めますか?
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
整備士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る