配送業者にも色々特色がありますよね 佐川・西濃・福山通運をお考えで、ヤマト運輸や日本郵政などは挙げてないところを見ると「体力面での負担は良いが、宅配に追われるのは嫌だ」という感じの印象を受けました まず、私は佐川急便でドライバーをしていますが、まず間違いなく「9割の運送会社はブラック」です よく佐川やヤマト運輸がブラックだ!って噂は聞いたことがあると思います 言い換えると「業界最大手の佐川やヤマト運輸ですら、ブラックだ!」という噂が流れてる業界です 名も聞かないような運送会社が最大手よりホワイト環境だと思いますか? 答えはNOです 間違いなく、大手である企業のほうが福利厚生面、労働衛生面で整っています その中で仕事の内容が各種大手で違うということです ヤマト運輸はクロネコヤマトの宅急便でお馴染みの宅配最大手 主に個人宅への配達をメインにしています 会社向けの荷物も取り扱いはありますが大半の仕事は個人宅への配達です 佐川急便は宅配シェアは全国2番手 ヤマト運輸に次ぐ宅配シェアを持っていると同時に西濃や福山通運と同じくらいの商業貨物も持っています つまり、ヤマト運輸と西濃・福山通運の間みたいな感じの会社です 軽四担当者は宅配ばかりしてますが、トラックの場合、会社向けの荷物が8〜9割 残り1〜2割が宅配という感じですね そして、朝に会社向けの荷物と配達可能な分の宅配の配達を終わらせて、昼からは集荷して回り、トラックいっぱいに発送の荷物を持つ そして、夜に夜指定の宅配などを配達するような働き方です 西濃・福山通運は宅配はごく一部ある程度で、ほとんど会社向けの荷物ばかり取り扱います 会社回りばかりしていますので、不在はほとんどないですが、収益でいえばヤマト運輸・佐川急便には及ばないため、福利厚生・給与水準は最大手の2社には劣っていますね その代わり、仕事の濃さでいえばヤマト運輸・佐川急便ほどの忙しさはないでしょう 一方、名もなき運送会社はほとんどが「大手の下請け」であることが多い 佐川急便やヤマト運輸、西濃・福山通運などの営業所に入り、4tトラックや10tトラック、または軽四などを出して、荷物を請け負う 営業所で集荷した荷物を中継センターまで運んだりするのも下請けが行うことがほとんどです 下請けの場合、残業時間や休日などが大手と違って、縛りが少ないです 株式上場してるようなヤマト運輸や佐川急便の場合「社員は月に○○時間程度に抑える」「月に最低でも8日の休日は確保する」「シフト制だが、最大で6連勤までしかできない、7連勤以上の禁止」など、労働衛生面でのルールがあります しかし、下請けにはそれがない 月に100時間残業しても指摘されないときもある 場合によっては10連勤、15連勤することもある 毎週、日曜日しか休みがなく日曜・祝日のみ休んで、月に5日の休みしかない などの労働環境であることも珍しくないでしょう その代わり、最大手よりも稼いでるドライバーも少なくない(月に150時間残業したから、月に60時間以内の残業である最大手よりも給与が多いとかいう次元のレベルですけど)
これから自動運転になっていくけど、大丈夫?
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