解決済み
公認会計士の論文合格率は、母数が願書提出数なのに対し、不動産鑑定士は母数が最終試験日の受験者数です。国家試験の通常の母数は、当初日受験者数です。 母数の関係は、願書提出者数>当初日受験者数>>>最終日受験者数ですから、不動産鑑定士の論文試験は、10%台の合格率より遥かに難しいです。当初日受験者数を母数とするなら、不動産鑑定士は短答・論文で合格率3%位で、公認会計士は願書提出数が母数で2.5%位ですから、難易度は同じ位かと思われます。その後に修習期間と最終試験が両資格ともあります。 今の司法試験の難易度は、予備試験の台頭、法科大学院の不人気や就職難も伴い、以前より優秀な人材が敬遠してますから未知数です。難易度差は、誤差くらいでしかない様に見えますが如何でしょう。
なるほど:1
司法試験は昔より易しくなり、鑑定士は昔よりかなり難しくなりましたが、それでも司法試験の方がハードルは高いでしょう。 もともと弁護士の地位は医師よりも高く、一方鑑定士は、高度成長期時代は宅建並みの低さだったそうです。 そして不動産鑑定士の需要など、一般の不動産取引ではほとんどありません。 競売物件とか、担保評価の際に出てくるくらいで、同じ不動産関連資格でも、司法書士や土地家屋調査士、いやそれどころか宅建士の方がよっぽど使えます。 誰が言い出したのか、こんなものを「三大国家試験」の一つに入れてしまったため、勘違いした受験生が、司法試験や公認会計士を諦めても、せめて不動産鑑定士に、という考えでダマされて目指したという受験生も多いと聞きます。 前者2つに比べたら、鑑定士の知名度や効用は遥かに落ちます。比較にもなりません。まあ、前者2つも、かつてほどの美味しさはありませんが。 ただ司法試験は、経済力があるかないかで、難易度がかなり異なります。 カネがあって、ロースクールに行ける方は、さほどのハードルでもありませんが、予備試験経由で目指そうという方は、かつての旧司法試験と大差ないくらいの労力を必要とするかも知れません。 しかしかつては司法試験合格者はエリートコースでしたが、今では資格だけで食えるような状況ではありません。会計士もそうですけど。 従いまして、コスパから言えば、どちらも報われない。食える資格で言えば、看護師にでもなった方がよっぽどいい。あちらは男でも、くいっぱぐれはありません。仕事は激務ですが。
同じようなものです。 司法試験の合格率は短答・論文一括で20%台ですが、 不動産鑑定士試験の合格率は、短答が30%台、論文が15%前後です。 また、資格取得のための最終試験は、 弁護士の司法修習生試験の合格率は99%前後と極めて高いですが、 不動産鑑定士の実務修習終了試験の合格率は80%とやや低く、最後の最後で不動産鑑定士になれない人がいます。 試験を受験する受験生や合格した人のレベルは、 トップ層はまだまだ司法試験の方が高いですが、 ボトムは司法試験の方がかなり低いです。 現在の司法試験は下記の大学(当然、私大文系)卒の人も一発合格とか二発合格をしています。 北海学園大学、北星学園大学、札幌学院大学、東北学院大学、東海大学、 日本大学通信教育、大東文化大学、中京大学、名城大学、京都産業大学、 近畿大学、大阪学院大学、福岡大学 etc. 不動産鑑定士の場合、試験科目に会計学があったり、 特に経済学で過去問に数学を使った難問が出てたりするので、 典型的な私大文系の数学バカみたいな人は 最初から不動産鑑定士試験を受けようとしないため 鑑定士試験受検者のボトムはそんなに低くないです。 なので、平均してしまうと両者の合格者のレベルはあまり変わらないが、 合格者のボトムのレベルは司法試験の方が低いということになるので、 司法修習と鑑定士の実務修習の合格率なども考慮すると 不動産鑑定士の方がなれる確率は低く、弁護士の方が高いと言えるかもしれません。 特に、不動産鑑定士の場合、 鑑定士試験に合格したのに、最後の最後で実務修習修了試験に受からないという悲劇が起こりうることを考えると、あまりお勧めできません。
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