問題の難易度からすると妥当なところだと思いますね。 厚労省は、平成28年以降から基準点の考え方や得点分布 など詳細なデータを公表しています。 そこに平成21年からの合格者数が載っています。 合格者数/受験者数がいわゆる合格率です。 https://www.mhlw.go.jp/content/11202000/000379102.pdf この表には載っていませんのでこちらを参照に https://www.foresight.jp/sharoushi/success/08/ 厚労省グラフをご覧いただければお分かりかと思いますが H22~25、29~30(H26、27、28除く)と右肩下がり 状態です。ただし、昨年と今年の問題の質と合格率を みれば横ばいといったところです。 つまり、平成25年、29、30年の5~6%が今後の大よその 合格率ラインになるのかなと思います。 ちなみに平成26年は、超サービス年で合格率が高い。 平成27、28年は、問題が難化したためこういった数字です。 その前後と難易の差が異なる年度です。 7~9%あった時代は、過去に出題された問題を再度出題する という率が高く、ある意味、過去問をやっていればそこそこ 合格できた時代でした。 ただし、平成27年以降から過去問出題率は減り、試験会場 で考え、何とか解答へとたどり着くという本当の意味での難易 度が高くなりました(特に択一式)。一方、この試験は科目 ごとに基準点がある。悪名たかい選択式は、1科目5問中 3点をとらなければならない。なのに、相当勉強しても 試験会場で初めて見るというような科目もある。 そうなると海の要素も強くなる。こんな理不尽な問題が多かった のですが、昨年、今年とその傾向がなくなり、テキストに 掲載されている程度の基本的問題が多く出題される傾向に あります。 これは喜ばしいことで、つまり、真面目に勉強していれ ば以前よりは合格できるとさえ思えます。 なんせ「運」の要素がなくなったため。 もしこういった傾向が続くのであれば、適正な試験に ようやくなったのかなとさえ思いますね。
< 質問に関する求人 >
社会保険労務士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る