いえ、"特別支援の免許"っていうのは、正確には"特別支援学校の免許"になります。 あくまでも免許は特別支援"学校"の物しかありません。 逆に特別支援学級を担任する為には、免許は小学校や中学校の教員免許があれば担任出来るという事になっています。 なので特別支援学校の免許を持っていなくても、各地にある小中学校の特別支援学級の担任になる事は可能ですよ。 ただし、特別支援学級って児童生徒1人1人に対して対応を変える必要があるので、かなりの経験と知識が必要です。 このため新人の教員がいきなり担当出来るようなクラスでは無くて、ある程度普通のクラスで経験を積んだベテラン教員がやる事が多いでしょう。 ちなみに全然話は変わりますが、特別支援学級の担任で、特別支援学校の免許を持っている教員は確かに結構います。 これは上記の話が要因になって来るからです。 実は小学校や中学校で教員として満3年以上勤務していると、特別支援学校の免許を取る為の教育職員検定という物を受験出来るようになります。 ただ検定と名前がついていますが、試験を受けるだけとかではなくて、大学や教育委員会などの講習会などにしっかりと参加しないと合格出来ない仕組みになっています。 真面目で意欲の高い教員であれば、こういう講習会などに積極的に参加しているので、その結果として特別支援学校の教員免許が取れてしまいます。 また、今から約10年ほど前に、教員免許は更新制になりましたが、この更新は、最後に免許を取ってから10年後が更新期限になっています。 このため免許更新の為に先ほどの講習会などに参加して特別支援学校の免許を取る教員も一定数います。 特別支援学校の免許を取ると、それが最後の免許になるからですね。 なので普通の学級の教員であっても、実は結構特別支援学校の免許を持った教員が居たりします。 ベテランで指導力が高い教員になって来ると、その確率はさらに上がるので、そういう意味合いで特別支援学級の教員が特別支援学校の免許を持っていることはあるでしょう。 が、別に特別支援学校の免許は必要ではないですし、ベテラン教員の中にも数学指導を極めたかったりしてそういう講習会に出ている教員もいるので一概には言えないですけどね。 とりあえずは仕組みとしてはそんな感じですが、別に特別支援学校の免許は特別支援学級の担任には不要で、本来は指導力の高いベテランが担当するのが望ましい物だとは思っておいて下さいね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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