元雑誌編集者です。今はフリーランスの編集者兼ライターをしています。 出版社の採用実績から見ると、MARCHクラス以上の大学出身者が多いですね。 正直、学部学科は採用においてほとんど関係ないので、できるだけレベルの高い大学への進学を目指すといいと思います。 ただし、これは新卒で出版社への入社をする場合です。 中堅以下の大学の場合、新卒での採用が非常に厳しいですが、中途採用であれば可能性は十分にあります。 具体的には、編集プロダクション(以下、編プロ)に一旦入社し、そこで経験を積んで転職という流れです。 私は地方の無名私大の出身ですが、編プロを経て有名誌の編集者になりました。 簡単に言いますと、編プロは雑誌や本の外部製作会社で、編集者+ライター(=記者)を業務内容としており、ここで経験を積むことで経験者とみなされ、出版社への転職がしやすくなるんです。 まあ、とりあえずは新卒で出版社への入社が狙えそうな難関大に入り、内定が取れなかったor難関大に入れなかった場合は、編プロ経由で出版社への転職を目指す、といったところでしょうか。 ちなみに出版系は業界内の転職が盛んで、週刊誌の多くは編集部のスタッフの半数が中途採用者だったりします。 新卒は狭き門ですが、編プロ経由の転職など新卒以外のステップもあるので、そういう方法もあることを知っているだけでも全然違うと思いますよ。 ここ数年、MARCHクラス以上の大学は募集人員を削減しており、受験倍率が上昇しています。 恐らく、相談者さんが受験する3年後もその状態が続いていると思いますので、まずは一定レベル以上の大学に入学できる学力を身につけるのがいいかと。 以上、参考にしていただければ幸いです。
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