解決済み
市役所職員の仕事について質問です。 私は市役所の職員というのは、窓口に座って市民に対応し、定時になれば帰る職業だと思っていました。 しかし、先日身内に職員がいる方から、「部署によっては残業代で年収が跳ね上がるような激務のところもあるそう。さらに数年ごとに異動になるため、引き継ぎなんかも大変らしい」と聞きました。 気になって調べてみると福祉課などは大変な業務だと目にしたのですが、同じ市役所の中でも部署によって大きな差が出るのでしょうか?いくら業務に見合った収入になるとはいえ、傍から見ると不公平に感じます。 それとも、窓口業務でも定時に帰れるという考えは古いのでしょうか。うちの母は市役所に手続きに赴いたとき、待ち時間が長い上に、鳴っている電話を誰もとろうとしないと怒っていました。さすがに電話を無視するのはどうなのかと思い、怠慢なイメージが拭いきれません。公務員叩きの偏見を持ちたくはないので、実際はどうなのか知りたいです。よろしくお願いします。
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現役の職員です。 〉福祉課などは大変な業務だと目にしたのですが、同じ市役所の中でも部署によって大きな差が出るのでしょうか? 生活保護の担当課でケースワーカーも経験しましたが、仕事量というよりは精神的にきつい仕事です。定時で帰れることもありますが、ひとたび被保護者が亡くなったり、問題を起こしたりすると休日でも出勤しますし、深夜まで事務に追われることもあります。 毎日のように新規の相談はあるし、ケースワークもあるし…「「不正受給」、「自殺した」、「警察に逮捕された」とか聞かされるたびに精神的に疲弊していました。 異動があるので当然他の課も経験しています。総務や財政などの管理業務系の部署ははっきり言って仕事量が多いです。総務にいたときはほぼ毎日残業…正規職員から非正規、公立病院の医師や看護師、薬剤師などの医療系職員の処遇決定・採用・退職・労務管理までとかく忙しかったです。最近は民間との人事交流なども盛んなのでそういった調整や条例・規則など例規改正に関する業務も多かったです。 職員からの要望や苦情、職員同士の軋轢、職員の処分など生活保護とはまた違った意味で精神的に疲れる話に接することも多かったです。 保育に関する部署にいたときは「子ども・子育て支援新制度」という今までとは違う新しい制度が始まって最初の年だったので、やはり例規改正は多いし、保護者からの苦情も多かったです。待機児童対策や保育士の処遇改善など今話題の問題にも直面していました。さらには保育所やこども園への監査に関する業務まで…当然日中は窓口業務をこなしながら並行してこういった業務をやっていました。当然残業も多かったです。 問題というか矛盾というか、福祉系の部署にいるとよく議員が絡んでくるように思います。明らかに選挙がある年は議員がよく生活保護の相談者に付き添いでやってきました。保護になった後は知らん顔です。保育でも、「〇〇さんのお子さんが保育所に入れなかったらしいけど理由は?」みたいなことをネチネチ聞いてきたり…議員に応対させられる時間が無駄だなと思ったことはありましたね。その分時間外が増えるので。 〉窓口業務でも定時に帰れるという考えは古いのでしょうか。 そういう部署がないわけではないですが、上にも書いたように保育の窓口は忙しかったです。市民税に関する業務はあまり忙しくなかったかな…まあ入庁して間もない頃だったというのもありますが…。 〉鳴っている電話を誰もとろうとしない これはさすがに自分の自治体ではないですね。 今ってすぐメールとかSNSとかで役所にも苦情の申し出ができるので、こんなことをやっているところはすぐ叩かれると思いますよ。 どこの自治体も財政難で職員の採用も抑制気味です。 少ない人員で行政サービスを提供しなければならないので、弊害が出ている面は正直あるかなと思います。
なるほど:4
配属によっては悲惨です。 ゾーキンのように酷使されます。 社会のガン、病巣みたいな人を相手に出口の 見えないお付き合いを続ける仕事もあります。 特に ・幹部とか議員にコネなく入庁した人 ・住所がよその自治体の人 ・「あんまし大きな声で言えない事情」 「あまり市民の知らない特別枠」といった強みの無い人 ・業務に欠かすことのできない資格を持っていないタダの人 なんてのはソッコー最優先で消耗品扱いが確定です。 自分の身の安全のためには、 「脂ぎった」 「アホだけど声は大きい」 「オッサン議員」の「テメーの利権のための」 「ムチャな要求」に うまく適応しなくてはいけません。 組織防衛のためにボロボロになった人を見て きました。 上からの至上命令です。到底対応不可能な 事ですが外部からの攻撃に対して防御する ためには仕方ありません。 窓口でヒマそうな職員さん達ですが、 たとえ住民のためには働かなくても、 上司や、特定の存在からの絶対命令があれば 徹夜で活動しています。 それは住民には見せません。 誰のために働いているのか再確認が必要です。 かたやコネで入庁したご子息やお嬢様を預かって いるのに、それをツブしてしまうと管理職としての 資質が問われます。なので危ない橋は渡りません。
なるほど:1
平成の始め、昭和の終わり頃ですとテスト採用と縁故採用が並立していて必要人員の2倍採用していたことがありますね。東京や大阪などは。 阪神大震災の時、復興の為の公務に休みがなく。27歳の職員が一日4時間睡眠365日出勤を自己申告していました。この時の年収1000万円だったそうです。 公務員のお手盛り給与ってすごいですよ。 一般に暇なのは図書館、郷土資料館、まち整備課、水道課、管財課などです。 これらは定時退庁で仕事内容も楽。まち整備課は公共事業激減で町役場の建設課と都市計画課をくっ付けた物ですけど。職員定数がそのままなので楽。あまりに仕事が無いので環境問題を扱うまち整備環境課にしている町役場もありますね。 税務課の収税係。社会福祉課や女性子供課などの福祉関係はそれなりに忙しい。 市民課。戸籍や住民票を扱う課は市内に工業団地があって南米系の出稼ぎ外国人が多数いるところでは意外に大変です。 群馬県太田市や大泉町。埼玉県の上里町とか。
なるほど:1
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