片手でハンマーを操作しつつ、もう片方の手でオクターヴを鳴らしたりしながら作業します。よって、片手でオクターブが届くだけの手の大きさはどうしても必要です。ただ、手自体が小さくても、ある程度は訓練次第でしょう。 身長の下限は特にありませんが、アップライトピアノの上前板(持った感じでは10kg弱はありそう)を一人で危なげなく取り外せる程度の腕力やリーチがないと、なかなか苦労すると思います。 学力については、しっかり取り組めば余程のことがない限り卒業はできます。何よりも大事なのは、真面目さと若さ(年齢を重ねるほど聴力の鍛錬が難しくなります)です。 まずは調律師希望で楽器店に相談し、プロの方からフィジカル面での具体的アドバイスを貰ってみてはいかがでしょうか。楽器店の推薦があれば、色々な面で後々助けになります。
>身長や手の大きさなどやはり関係あるでしょうか? ★力仕事の部分があるので、あります。 調律は音を合わせるだけではなく、鍵盤を丸ごと引き抜く必要がある場合があり、手を拡げて少なくとも160cmはあった方が良いでしょう。デッカイオッサンの力仕事だと考えて下さい。鍵盤は20kg位あると思います。小さい人はジャッキが要りますね。 鍵盤を引き抜くと、硬貨や鉛筆が入っているのは普通で、鼠の死骸が入っていたりするのだそうです。 https://youtu.be/vzoJBHcd-ww 小さい掃除機で中を掃除します。 ////////// 0.5centの違いなんて、誰でも楽勝で解るでしょう。 https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/piano/mechanism/mechanism004.html 0.5centは明らかに大き過ぎます。適切なのは、0.5centの更に1/4~1/2位です。 ミーハーアニメですが、調弦が狂っています。 https://youtu.be/gGQuZ8BodXU?t=772 オーボエに対してコンミスが微妙に低い。朝比奈時代のD-Hellとは違い、現代のプロオケ(東フィルを中心とするメンバー)で調弦が狂うのは考えられないので、別録したのだと思います。 1Hzの1/8位でしょう。A付近で大体1cent=4Hzですから、1centが解るなんて、当たり前の事です。 同じ楽器同士なら、もっと厳密に合わせられます。 音叉なら、±0.1centは軽くイケるでしょう。音叉は頭を削ると高く、股を削ると低くなります。音叉の尻を合わせたら、唸りが出るから、一発で解ります。 ////////// メチャメチャな調律例。 youtu.be/ErqcWtIXaNg ヴァイオリンが下手糞なのは関係ありませんが、ピアノの調律は酷すぎます。 「ヤッシャ・ハイフェッツ」は、「クレア・ホジキンズ」のGが狂っている(低い)のを暗に指摘しています。 youtu.be/9tfSH9Sm-Ek どこで指摘したのでしょうね。解る人は、かなりヴァイオリンが弾ける人だけ、です。 低いのは1cent程度でしょう。「クレア・ホジキンズ」は他の弟子と立場が違って年嵩で、この頃から半ば、アシスタントだったのです。だから、直接、調弦が狂っている、とは言わなかったのでしょう。 ////////// その昔は、ヴァイオリンの才能に限界を感じ、調律師に転向する人も多かったのだそうです。
完璧を目指すなら、適性は有ります! しかし、ピアノが弾けるなら、身長や手の大きさは、関係ありません! 好きな事を追求してください!
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