解決済み
最初に学ぶことというのは、凄く大事です。 立派な指導医がいて、きちんと医術のイロハを学べば、その後、しっかり伸びるし。 逆に、適当な指導医で勉強にならず、我流で変な方向にいってしまえば、その後、修正が困難になります。 初期研修だけではなく、後期研修に関しても、給料は気にしたらいけないと思います。 医師免許があれば、お金儲けをする方法はいくらでもあります。 とにかく給料の高い病院をてんてんとわたり歩く、という方法もありますし。 経営の才能があるなら、自分では大した医療ができなくとも内科、皮膚科、小児科とか大風呂敷を広げて開業して、優秀な医者を雇って経営するという方法もあります。 でも、医者の基本は「患者を治す」ことです。 お金儲けだけ考えて、変な方向の医者になってはいけないと思うので。 若いうちは、お金よりも、知識と技術をみにつけられる病院で勉強しないといけないと思います。 ベテラン医になって、独り立ちした頃に、結婚して子供もいて、いろいろ物入りになってくるので、出来るだけ給料の良い病院に、というのはありだと思います。
研修医の募集は単なる人集めです。 伝統やらネームバリュー、教育制度、立地に自信があり募集に自信のある病院は研修医はほっといても集まるので給与が低くなる傾向にあります。しかし給与が低いからいい病院とは必ずしも限らないので、給与を気にしないのはいいという理論は成り立ちません。募集する側の詭弁です。 研修病院はつまるところ下記の4パターンになります。 全部上層部の経営方針によります。 ①研修医指導に熱心であり物心両面から充実してほしいので給与が高い病院 ②研修医指導に熱心であるが給与は低くてもいいと考える病院 ③給与は高くして研修医を募集したいが研修医指導は充実していない病院 ④研修医指導はどうでもいいし給与も低い病院 ④は論外として、世間では②のような病院がよいという風潮があり、①という病院は存在しない、給与が高い病院はすべて③であるという考えをする人がいるだけです。①という病院も探せば存在します。もちろん情報収集しないといけないですし倍率も高いとは思いますが。 志望する診療科が決まっていれば研修病院選びは簡単です。その診療科が強い病院はそもそも決まっているのであとは給与や立地などで選べばいいだけです。
初期研修は重要です。ここできっちり教えてもらうことで医者としての一生が決まると言っても過言ではありません。 教えてもらうことは、もちろん医療技術もそうですが大学医局や学会有力者との人間関係にもあてはまります。 一般に初期研修医に高い給与を与えて抱え込もうとする研修病院は、医師不足で初期研修後もその病院で働かせたいのです。しかし、医師不足ですから初期研修の時もまともな指導は受けられません。さらに医師不足になると言うことは、待遇が悪かったり、労働時間が長かったり、とても僻地だったり、どちらにしても今後働いていて、ためになることは何もないでしょう。 そして何より、保険診療の医者で大金持ちにはなれません。小金持ちレベルまでです。
医師は低収入職業の代表です。 時給160円です。 労基法の最低賃金は適用されません。 医師は被差別賤業だからです。 黒澤映画「天国と地獄」でも地獄側の犯人は医師でした。 医師は低収入かつ報われない職業の代表だから原作者は犯人の 職業に選び、犯行動機に説得力を持たせました。 医師についての現実はマスコミを通じては知ることはできません。 お宅らが思っている医師のイメージは全部、マスコミにミスリード (事実でないことを植え付けること)されたウソだと思って 下さい。
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