一般的に考えると、栽培漁業では魚の養殖方法や魚病学、微生物学などを学ぶと思いますし、食品加工は実際の食品の作り方(工場での加工方法)や食品衛生学、栄養学などを学ぶのではないかと思います。 言ってみれば、栽培漁業は「魚の作り方(生産)」を、食品加工は「作った魚の利用法(加工)」を学ぶということになるのでしょうね。 魚市場は魚を作るところではなく、漁獲した魚を食糧として取り扱うところですので、どちらかと言えば食品加工の方が適しているように思います。 ただ、就職って「ここを出た人はこの就職先」みたいな決まり事はないですから、あまり固定して考えなくても良いのではないでしょうか。 それと、水産物の食品加工と言っても色々な職種があります。生魚を切り分ける会社もあれば、しらすを茹でる会社、缶詰を作る会社、冷凍食品を作る会社、魚油を絞る会社、塩昆布を作る会社・・・本当に色々です。 会社ごとに仕事のやり方や考え方も違うし、経営状況も規模も違いますから、「水産物の食品加工」という一言で会社の安定性を一律に括ることは、残念ながらできません。 あなたの学校の卒業生が多く就職している、という会社がきっとあるはずです。そういう情報も含めて、担任や就職指導の先生によく話を聞いてみるのが良いと思います。
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