解決済み
デパートの化粧品売り場
メイクアップアーティストと化粧品会社では、かなり方向性が違ってしまいます。 メイクアップアーティストに必要なのは美容師免許です。 専門学校へ行き、国家試験に合格する必要があります。 化粧品会社に勤めるということは、一般のサラリーマンになるということです。 入社試験も一般の就職活動と同じになります。 私はメイクアップアーティストのことはわからないので、化粧品会社の方について書かせていただきますね。 高校生なので、現実的なことをいろいろと書きますので、ちょっと覚悟して読んでもらったほうがいいかもしれません。 化粧品会社に勤めるというのは、大きく分けて4つの道があります。 ①総合職 ②一般職 ③美容部員職 ④研究職 ①の総合職は、営業や、新商品の企画や、マーケティングといった仕事になるのですが、よくドラマに出てくる大手企業の営業を想像して下さい。 ドラマの中に出てくる化粧品会社の総合職としては、「逃げるは恥だが役に立つ」の百合がいます。 営業の中には、販売店の折衝を行ったりさまざまな仕事がありまして、販売関係の部署の場合、美容部員を管理するような仕事もあります。 そこそこの高給取りになれますが、仕事のストレスはかなりすごいと思います。 特に支社に行って地元の化粧品店まわりになったら、地獄だろうなあと思っています。(美容部員の立場とお店の従業員としての立場で、化粧品会社の営業さんを見ているので) 募集要項には、必ず4年制大学卒業とあります。 しかもかなり狭き門で、学歴が高くないと入れません。 化粧品会社の総合職になるには、アルバイトをせず、勉強をして、よい大学に入らなくてはなりません。 おそらくですが、もうすでに出遅れていると考えてよいので、かなり勉強をしないと辛いと思います。 学部はどこでもいいですが、少なくとも文学部はやめておきましょう。 どうしても文学部ならば英文科ないし英語が必要な学部で、留学も視野に入れておくべきです。 外資系企業の場合(日本ロレアルやエスティローダーグループ、シャネル、ディオールなど)は、日本では求人がない場合もありますし、あっても英字新聞での募集や、英語ができないと確実に落とされるというようなことがありますので、最低英語は習っておいてください。 ②の一般職と言うのは、いわゆる事務です。 といっても、こちらも広き門ではないですし、4年制大学を出ている必要があります。 今できることは、それなりにいい大学へ入るための勉強です。 メーカーの中には一般職の求人がないところもありますので、目指すとしたら総合職のほうがいいのではないか、と思います。 ③の美容部員は、ビューティーアドバイザーを略してBAとも呼ばれる職種です。 店頭に立ち、化粧品の販売をします。 仕事はあくまでも販売であり、ノルマではありませんが、売り上げ目標があります。 目標と言うのは、必達しなくてはなりませんので、ある意味ノルマと同じです。 なぜ必達しなければならないのか、理由は簡単で、売れないと人を入れている意味がない=そのお店に出店している意味がないと言うことなんです。 そしてそのお店からそのブランドが撤退してしまうんです。 個人目標は当然ありますが、お店の方の目標と言うのがありまして、あまりに達成ができないようだと撤退が検討され始めます。 その責任は、美容部員にあります。 メイクやエステをすることは、あくまでも販売のためのサービスであり、それをメインに仕事をしたい人には向きません。 それをしながらたくさん販売できるのが理想の美容部員です。 募集要項では、ほとんどの会社で専門学校卒、短大卒、4年制大学卒となっており、高校より上の学校へ行っていないと応募すらできません。 正直なところ、4年制大学と言うのは、美容部員のキャリアとしてあまり意味がないし、出遅れているので、専門か短大へ行くことをお勧めします。 美容部員になるために今できることは、今からどこの専門学校、あるいは短大がいいかを調べ、それに向けて勉強をすることです。 並行してアルバイトができる時間があるのなら、何でもいいので売り上げ目標があるバイトをしておくといいです。 たとえばですが、洋服のセレクトショップにはアルバイトにも目標があると聞きます。 こちらからお客さんに声をかけて物を売るということでは、美容部員と同じですし、パーソナルカラーも関係する仕事ですから、経験としてはいいと思います。 余裕がないなら勉強を優先しないと、どうしようもなくなりますので、お気を付け下さい。 ④の研究職と言うのは、文字通り化粧品開発の研究をするための仕事です。 そのためには大学へ行き、生化学系の学部や薬学部などに入る必要があります。 求人があまり表に出ませんので、私も調べてもよくわからないのが本音で申し訳ありませんが(私は文学部だったので)、ほとんどが大学へ求人が来るのではないか、と考えています。 理系学部ですので、かなりお金がかかります。 今できることは、親を説得して、ひたすら勉強することです。 メイクアップアーティストにせよ、化粧品会社に入るにせよ、すでに高校卒業後の進路を定めておかないといけませんので、バイトについて聞くよりも、具体的な方向を早く決めて、そこに向かうことを考えてください。 大学へ行くにしても、学部を間違えるとエントリーシートの時点で落ちますしね。 極論ですが、経済学部の学生が研究職に採用されることはないということです。 親御さんや進路指導の先生と、しっかり相談して下さい。
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