解決済み
株の取引ってどういう仕組みなのでしょうか? 「株を売買する」といいますが、取引する相手は誰なのですか? お金はどのように支払い、どのように受け取るのですか? また、株の取引を専門にやる「ネット株式トレーダー」という仕事があると聞いたのですが、成ろうと思って、すぐに成れるものなのでしょうか? 基本的なところがわかっていないので、具体的に教えてください。
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株、多くの場合は、上場株を指します。 上場株というのは、証券取引所に上場され売買可能となった株のことです。 一方、上場されていない世の多くの株式会社の株を、非上場株といいます。 非上場株は、相対取引といって、任意の二者間で取引されます。 多くの売買取引が実際にはそうですね。お店と顧客だったり、個人同士(フリマ、メルカリなど)だったり、お店どうしだったり。 一方、上場株は市場で取引されます。例えていえば、野菜市場や魚市場にあたります。売り手が好きな値段を示して、買い手が好きな値段を示す。売り手と買い手の提示した価格が一致したときに、売買が成立します(株の世界では、約定といいます)。 ですから、上場株の場合、相手は、不特定多数で、売った相手がだれかはわかりません。約定すれば、株の所有権(実物ではない)が、電子的に移動します。そして、発行会社の株主名簿に記載されます。 お金は、約定すれば、買いなら証券会社に手数料を込みで支払います。 売りなら、証券会社に手数料込みで、口座に振りこまれます。 上場株の場合、必ず取引所および証券会社を経由する決まりとなっています。 ですから、実際に、お付き合いするのは証券会社です。 「ネット株式トレーダー」という仕事? 仕事というのは、それで生計を立てている人というのかなという気がしますが... 現在、日本には1000万を超えるネット証券口座があります。ですから、そこで取引している投資家は、すべて「ネット株式トレーダー」ということになります。 私もそうです。 株取引だけで、生計を立てている人がどのくらいいるか、統計はありません。 私は兼業トレーダーで、他に本業があります。 届け出る必要はありませんので、誰でもなれます。 株取引だけで、生計を立てるというのは、現在みたいな株が上がっている時はいいのですが、リーマンショックみたいなことがあれば、大損します。 継続して生計を立てるためには、億の資産が必要でしょうね。
A社の株がほしければ、A社の株を持っている人から買う。 ところが、A社の株を持っている人を探すのは大変である。 また、A社の株を売りたければ、A社の株がほしい人に売る。 ところが、A社の株がほしい人を探すのは大変である。 そこで、証券取引所が株の売買の仲介をするのである。 A社の株がほしければ、証券取引所に出されたA社の売り注文を見て、金額に納得できれば買い注文を出し、売買成立となる。
取引する相手は、証券会社です。証券会社は、株を売りたいと思う人と、株を買いたいと思う人を引き合わせて、手数料をもらう仕事です。 いま流行りのネット証券は、それを自動化して人件費を抑え、手数料を下げています。 お金の決済は、証券会社の指定する口座にお金を預けておくことで税金の支払いも含めて全てやってくれます。 年末の確定申告も不要なので、楽ちんです。 株をやっている間は、いくら巨額のマネーを動かしていようと、その現金を目にすることはありません。あくまで、口座の残高が変動するだけです。 株を売り買い(トレード)することを仕事にしようと決めたら、それで立派なトレーダーです。資格なんて要りません(証券金融機関に勤めるトレーダーでしたら資格が必要です)。 モニターが所狭しと並べられた、自慢のトレーディングルームなるものをYoutubeなどでこれみよがしに公開しているトレーダーも沢山います。 世界の通貨や株に投資するトレーダーは、世界のどこかにある取引所が閉まる時間にどこかの取引所が開くので、相場は昼夜問わず変動します。そのため、一日中イスに座って様子を見守ることになります。 適度な運動をしないと、体を壊してしまいます。
売買は個人間で直接やり取りはしない。証券会社のシステムが市場のようになっていて、そこで売買の希望価格がマッチングしたものが成立していく。
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