社会福祉士は社会福祉士という職名をもって仕事をしている人は少ないと思います。 課題を抱えている方の相談を受け、その解決に向けて本人さんと一緒に考え、解決に係る機関の調整などを行っていきます。そして、そういう課題を抱えている人たちを排除しない社会づくりを究極の目的としています。 ですから、仕事としては「相談員」や「ソーシャルワーカー」という名称で配置されていることが多いです。現場も様々で、地域包括支援センター(これは必置です)、高齢者や障がい者の施設、病院にも配置されています。学校にはスクールソーシャルワーカーが配置されているところもありますし、今は刑務所にもソーシャルワーカーが配置されるようになりました。 社会福祉協議会ではコミュニティソーシャルワーカーがいます。 行政関係でいえば、生活保護分野のワーカーや児童福祉分野での相談業務も保健師さんと一緒にかかわりを持つことがあります。 多岐にわたる分野でソーシャルワーカーは求められています。 ご自身が関わってみたい分野があれば、そこからワーカーの仕事を見つけられるのがよいかと思います。
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