商工会の会員になった場合、商工会から仕事を依頼してもらえるのかどうか、ということですね。職員目線でお答えします。 各商工会で方針が違うので、一概には言えませんが、依頼がないことはないと思います。 印刷屋さんには、セミナーや広報誌の印刷、文具屋さんには事務用品など、建設業なら会館の修理、車屋さんにら公用車の購入など、原則として会員企業優先です。発注も順番に回す商工会もあれぼ、入札形式のところ、随意契約のところ、色々です。 このように商工会が直接発注すること以外でも、例えば会員さんから「町内で○○の加工ができるような会社ないですか?取引先が急に廃業して、困ってる。」「ホームページを作りたいが、ネットで探しても胡散臭い。近くでやってる会って話を聞いてもらえるとこない?」のような相談が時々あります。その場合には、まず会員の中から探して、企業に可能かどうか確認してマッチングします。(だめなら、近隣の商工会、商工会議所に聞いたり、金融機関や県の団体など他の支援機関に確認することもあります。) 次にメリットについてです。 会員でなくても、経営全般の、相談は無料で受けることになってます。具体的には決算や確定申告などの税務相談、雇用に関する相談などです。さらに会員になると、記帳や労働保険などの事務代行、政策公庫の低利・無担保無保証人融資「マル経融資」の活用ができますというのが、一昔前の加入メリットです。 今はこれに加えて、様々な経営課題(創業、販路拡大、経営改善、経営革新、事業承継など)に対して、経営計画の作成、各種補助金(持続化、ものづくりなど)や国・都道府県・市区町村の支援制度活用、専門家の無料派遣などあらゆる手段を使いながら、職員が一緒に考えて解決策を探る「経営支援」に注力する商工会が増えています。 (事例集です…http://www.shokokai.or.jp/cmps_img/upfiles/2016/06/e49167ef95306302ae3d7009b5fdbbf31.pdf) 各地域によってかなり方向性が違いますが、法律では地域の中小・小規模企業の支援の中核となるよう謳われています。まず、相談されてみてから、考えてみても良いのではないでしょうか?
なるほど:1
< 質問に関する求人 >
商工会議所(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る