高速道路のパトロールカーについて

Question

高速道路のパトロールカーについて先日高速道路を走っていってネクスコ東日本の印が入った黄色いSUVのパトロールカーと同じくSUVでネクスコの印が入った白いパトロールカーを見ました。

この２つは何か役割が違うのですか？

Answer 1

白と濃紺のツートンカラーでしたら、交通管理隊の道路パトロールカーで、
通常の巡回の他、事故・故障・落下物などの緊急対応を行う車両です。
緊急車両として登録され、回転灯は赤色灯のみ搭載しています。

車体が黄色の場合は回転灯で見分けるしかないのですが、
回転灯が赤色と黄色の両方が点灯可能な車両ですと、
上記の道路パトロールのほか、道路設備の維持管理も行うので、
緊急車両および道路維持作業車と兼用の登録になっています。
なお、道路維持作業車は黄色の車体に黄色の回転灯という義務があるのですが、
緊急車両は赤色灯とサイレンのみが義務なので、黄色い車体に赤/黄の回転灯を搭載しています。
地域によっては、この黄色い仕様のみ使っていて、白/濃紺を持っていない所もあります。

車体が黄色で、回転灯も黄色だけの場合は、
道路維持作業車で、道路維持目的なんですが緊急走行ができないので、
設備点検や、工事の車線規制、通行止め時の道路封鎖などに使われることが多いです。

Answer 2

新潟や群馬など雪国方面の基地にあるパトカーです。高速隊の指示で警察の標識車に似せて安全啓発活する意味で導入されました。

Answer 3

白いパトロールカー（下半分が濃紺のツートン）は主に東北地方で走行しているパトロールカーだと思います。事故があった時などこのパトカーが現場に行って事故処理や現場の規制等をおこないます。
一方で黄色のパトカーは工事の規制等、維持管理用途で使用されています。
どちらも道路管理用としては同じですが主な違いは車体上部の回転灯が赤色なのか黄色なのかの違いです。
車両の用途により搭載する回転灯の色と車体色は公安委員会で定められており道路維持管理車両（維持指定）は回転灯が黄色、ボディも黄色で15センチの白色帯を側面と後面にとなっていますが、道路緊急車両（緊急指定）は回転灯が赤色である他はボディの色に指定はありません。
なので白いパトロールカーは赤色灯のみが搭載されていると思います。
白いパトロールカーを導入した理由はドライバーへの安全運転啓発のため（遠目に見て）警察車両に似せた配色にしたのではと思います。
ちなみに関東地方では白いパトロールカーは見かけたことありませんでした。

Answer 4

基本的な役割は同じです。

が、どうやら、黄色のパトロールカーは、道路維持作業車＆緊急車両の指定を公安委員会に届け出ていますが、白色（＋紺色）のパトロールカーは、道路維持作業車の届け出がなされていないというような話も聞きました。

理由は分からないのですが、見ている以上、両者の役割に明確な違いがあるようには見受けられませんね。