解決済み
PCB油ってダイオキシンが発ガン性物質なのですか?PCB油って揮発性があったら油の状態を維持出来ないはずなので、燃やさない限り安全ですよね? PCB油を扱う際はどのレベルのマスク着用が必須ですか? それとも油の状態で燃やさない場合はマスク不要ですか? このPCB油を扱うには危険物取扱者の資格が必要ですか?それとも消防法?
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PCBのうち、コプラナーPCBと呼ばれるもの自体がダイオキシンであり、発がん性があります。揮発性が無くても作業には飛沫の吸入などの危険は伴います。危険物じゃありませんから危険物取扱者の資格は全く関係ありません。消防法は保管や運搬については定めていますが、取扱自体の規定はありません。取り扱いに関しては、主に労働安全衛生法の適用となります。
取り扱い危険物質です。注意ください。 燃焼させた時が、危険度最大になります。 燃やすと、液体に閉じ込められていた有害物質が、気体になって広がります。 コプラナPCBダイオキシン類は、発ガン性報告ー遺伝子破壊報告ー生殖機能減衰報告など様々な毒性を問題にされてます。 燃焼ガスの予防は、マスク。 燃焼で排出されるものは、約9割が煤煙中にくっついた状態にあります。 これは、ほこり取りと同じで、一般的なマスクでも半分くらい捕れますから有効です。 ややこしいのは、約1割合で出るガス状のものです。 大きさは、光学単位。ナノメートルサイズです。 呼吸から肺に入り、体内に蓄積されます。 一般的なマスクは、全く役に立ちません。専用マスクならば、濃度が低いときはOkと認められてます。 高濃度の場合は、顔全体を覆うマスクでもNG。宇宙服の様な防護服を着て、酸素はホースで送りなさいが法律です。 活性炭マスクも認められていません。 ※実際には、短期で全除去に近くかなり有効。 油として扱う本人は、たいした保護がなくとも大丈夫です。 気を使わなければ行けない事は、付着持ち出し。軍手ー作業着に付いたら燃やしては、ダメなので管理産廃処分して下さい。
PCBの扱いはダイオキシン類で考えます。 「類」が付くのは似たようなものがいっぱいあるからです。 また、「類」のほとんどのものには発がん性はありません。 IARC(国際がん研究機関)は2.3.7.8TCDDについてだけ 発がん性を認めています。 「ダイオキシン」と「類」をつけないで呼ぶ場合はこの 2.3.7.8.TCDDを示します。 PCB油については、揮発よりも飛散による健康障害防止で 防じんマスクを使用します(ミスト) 取扱いについて危険物の資格は不要です。 安衛法にはダイオキシン類に対する条文がありますが この特別教育も該当しません。 発がん性はなくとも健康障害が出ることは間違いありません。 日本でもカネミ油症事件が起きているので 扱いに注意は必要です。
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