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医師と弁護士試験の合格率

医師と弁護士試験の合格率医師不足は国の方針で招いたそうですが(勿論僻地勤務を敬遠する 医師が多いのも1つの要因ですが)、なぜ医師と弁護士試験は国が 合格率を設定して人数をコントロールするのですか。 人数が多過ぎると人材資源の浪費(他業種への転職)、教育費の 浪費に繋がるからですか。弁護士の場合は大学は四年間ですから、 国が大学に交付する補助金と無関係のように思いますが。

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回答(2件)

  • ベストアンサー

    まず、大前提ですが、少なくとも医師に関しては、国家試験の合格率による総量規制は行われていません。 試験は絶対評価であり、全員が合格することも、全員が不合格になることもあり得ます。 試験に不合格となった者は、国として資格を与えるに相応しくないと判断された者であり、医師が足りないからといって、そもそも医師としてスタートする能力が備わっていない者に免許を与えても問題の解決にはなりません。 多すぎる場合には、御指摘の通り人材資源の浪費につながったり、 国民医療費が医師数の増加に見合って増えない場合には、「医師の収入の減少→医師という職業の魅力の低下→医師の質の低下」という事態が起きたりすることが考えられるので、総量規制を行うことはあり得ますが、 通常は医大の数や医大の入学定員の数の規制で行います。 最近、厚生労働省が医師不足対策の一環として入学定員の増加を打ち出しました。 ただしこれもあくまで総量規制の緩和であって、能力要件の緩和ではないので、 国家試験時に絶対評価を行い、能力が基準に満たない者は排除することにかわりはありません。

    なるほど:3

  • 基本的には、「質」の問題です。 あなたは、腕の悪い医者に診察して欲しいですか?あるいは、手術されてもいいですか?現在のシステムでも医療ミスとかは生じるのに、これ以上質が悪い人が医者になれば、もっと重大な事故が生じるでしょう。 弁護士の場合も同じです(司法試験で裁判官、検察官になりたい人と一緒に合格しますが)。質の悪い弁護士が増えると、法律を悪用した弁護士が増加し、社会的弱者を食い物にする、そんな事件が多発します。 人数が少ないことは問題かもしれません。でも、安易に増やせばいいという問題でもないと思いますよ。

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