解決済み
色の意味や機能としては他の方の回答の通りだと思いますが、制度面について、消防救助隊に関して昭和61年4月に消防法に救助隊の配置に関する条文が追加され、同年10月1日に編成、装備及び配置の基準が省令で定められています。 また、昭和62年に救助活動に関する基準が消防庁告示により定められ、この中で救助活動を行う場合は、消防吏員服制基準に定められた救助服及び救助靴を着用するものとする。と規定されています。 この法制化の以前から消防では救助隊が活動していて、東京を始め多くの救助隊はオレンジ色の救助服を使用していましたが、水色やライトグリーンの救助服を使用していた本部もあり、この法制化を機会にオレンジ色に統一されていったと記憶しています。
レスキュー隊や狩猟の時に着用するベスト、それに宇宙服(乗り込む時)などはオレンジ色と決まってますね。 これは国際的に救難色として用いられています。オレンジ色は視認性が良いのです。遠くからでもハッキリと見えますし、誘目性(目をひきつける性質)にも優れています。 ただ視認性と誘目性だけを取ると、オレンジよりも赤の方が上になります。ではなぜ赤が使われないのかと言うと、もう1つの色の性質である「明度差」です。赤色は単独で用いると一番目立つ色ですが、少し暗いので他の色と混在すると目立たなくなるのです。 それで、それ以外から選ばれた色がオレンジ色になったのだと思われます。
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