准看護師を廃止の方向に持っていこうとする日看協と、准看護師は今後の継続、増員を訴える医師会が対立しているそうですが、互い…

Question

准看護師を廃止の方向に持っていこうとする日看協と、准看護師は今後の継続、増員を訴える医師会が対立しているそうですが、互いの意図はなんでしょうか？日看協、日本医師会、それぞれの狙いはなんでしょうか？准看護師は必要だと思いますか？

Answer 1

准看護師は絶対に必要です。

理由

中卒者、高校中退者、就職落伍者、前科者、シングルマザー
このような、社会的弱者、全ての受け皿が看護師だからです。

極貧の家庭、山間部、漁村の娘などにとって、看護師になることだけが自立の道、希望だからです。

看護師が大学に行こうと、何を研究しようと、
その地位は向上しません。
看護師の仕事は、排泄、汚物の処理、遺体の清浄。
医療行為に最も近い採血でさえ、満足に出来ず、知恵袋には苦情が殺到する始末。

看護師は、数少ない女性の肉体労働です。
その仕事を奪ってはいけません。

看護師は、大卒でも安く使えます。
1～２万の差しかありませんよ。

Answer 2

准看護師は、不要です。なぜなら、大きな病院で、准看護師の新規採用をしている病院はありません。大きな病院では、准看護師の需要はないのです。

では、なぜ、准看護師はなくならないのか。それは、開業医が、安い賃金で、こき使うことができるからです。日本医師会も含め、全国の医師会は、開業医の団体です。開業医が、自分の儲けを増やすために、安い労働力として、准看護師を使いたいのです。

一方、日本看護協会は、看護師の専門性を高めようとしています。そのため、専門看護師を育成する方向で、進んでいます。例えば、がん患者の看護、感染予防、などといった専門看護師です。そのためには、臨床に加えて、医療や看護に関する専門教育が必要です。

現在の医療現場（大病院）では、医師を頂点とする医療ではなく、看護師を含む様々な医療従事者（コメディカル）と、協力連携する医療となっています。それぞれの医療従事者が、対等な立場で、それぞれの専門性を発揮し、患者のケアをすることが求められています。

Answer 3

この質問に、肝心な看護師から１つの回答もないという状況、それが、まだまだ看護師は医師の下働きであり、地位向上は難しいことを物語っている。
こんな質問にこそ、看護師の質が向上しているなら、続々と回答が寄せられ、業務権限の拡大を訴えて然るべきな筈。

日看協は足元を見よ。

Answer 4

日看協は看護師の大卒化、大学院進学を目指しており、それにより、看護の質の向上を図る意図があります。
医師会は准看護師を雇うと、看護師よりも低賃金なので、クリニックや施設などは准看護師が重宝されると思います。