高校卒業の時点では親に養ってもらっていることも多いので、就職も進学も親の言いなりになるのはよくあることです。親が怖いという理由の人もいるでしょうが、親孝行したいとか親が不憫という理由で従うケースも耳にします。 どんな理由にしろ、親から逃げたり見捨てたりする勇気を高卒の段階で抱くのは難しい。知識も資金もないならなおさら。 知人に、高校進学を認めてもらえず中卒で働いていた方がいます。彼は3年ほど働いて、その間に親に隠れて50万円ほど貯め、上京しました。昼はアルバイトをして夜に定時制高校に通い、高校卒業程度認定試験に合格。その後、通っていた高校を辞めてバイトのシフトを増やし、貯めたお金で大学に進学しました。奨学金の制度や社会保障の制度に詳しかったので、随分と調べて勉強したのでしょう。親とは完全に縁を切ったようです。 親が毒親(子どもを自分のために使ったり、子供の人生を一切考えない親)なら計画を立て、いろんな制度を勉強し、しっかりと準備をしたうえで自立すべきです。憐れみや愛情のために見捨てられない場合でも、自分の人生とどちらを優先するか考えなければなりません。どちらを選んでも後悔はするでしょう。同じ後悔なら自分のやりたいことをして後悔する方がいいと思います。 「家出 wiki」や「毒親」で検索すると良い情報が見つかるかもしれません。進学を希望されている場合は20歳になるまで資金をためながら準備をして、その後、親元から離れて受験勉強や生活基盤の確保をしたのちに進学となるでしょう。住居と学校から要求される保証人や、公共・金融機関の手続きに必要な住民票、生活の資金などについて勉強していかなければなりません。 協力的な親を持つ人に比べて不利ですが、それでも自分の力で努力している人のほうが成長できると思います。ぜひ自分自身のための人生を生きてください。
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