私の地元のローカル番組で、現在の大学生の就活（就職活動）事情を 特集していたのですが その中で、大学生が一番気にして…

Question

私の地元のローカル番組で、現在の大学生の就活（就職活動）事情を
特集していたのですが
その中で、大学生が一番気にしていたことは
①福利厚生に関してのこと
②残業に関してのこと③休みに関してはどうなっているのか
④不当な長時間労働を強いているのではないか

など、大学生がすごく気にしていたのですが
地元の取材した記者からは、
これは、現在国が進めている働き方改革法案の影響もあって
大学生がすごく気にしていること

去年、電通の社員が長時間労働で自殺した影響もあり
厚生労働省が対策として、悪質な企業の名前を公表したり
対策を取っていること。

20年～30年前に就活を行っていた人たちは
自分たちの時代は
会社にあわせて何時間でも働きます
何でもやります
など、言うのが当たり前だった時代の人たちからすれば
はっきり言って今の大学生は甘いんじゃないの？という人もいるかも
知れないんですが
皆さんはどう思いますか？

Answer 1

甘いというより、それが本来的な労働者の姿であると思います。
労働者への分配を少なくしようと思えば、福利厚生レベルを下げ、一人の社員に長時間労働を強い、結果として固定費である労働コストを下げていく。これが資本家の狙いですからね。
ですから、学生が①～④を望んでも、なかなかその望みは叶わぬのです。でも、なにがそれを言わせるか、といいますとやはり現状では就職状況がいいから、ということもありましょう。
私どもの就職年代は第二次オイルショック直後でした。あの新日鉄が潰れるのではないか、と言われていた時代です。そのような悪環境のなかでの就活は、「なんでもやります」とまでは言わないにしても、学生はかなりそれに近い心境でありましたね。贅沢いっていれば食いっぱぐれますからね。
とりまく経済環境によっても、学生は追い込まれたり、選べたりする余裕があったりするものです。気持ちに余裕があれば、働く環境にも注文をつける。これが人間というものでしょう。
ですが、やはりグローバル化という名の、コスト削減に動いている企業は、学生の思うようなことにはならないでしょう。

Answer 2

改革を進めているのは20年~30年前に「新人」だった人達です
このままではマズイと思ってるから改革を進めているのですよ

御参考に