複線図なのですが、これは、その様な覚え方じゃなく、回路を考えながら書く様にして下さい。(線の並び方じゃなく) 何故なら、ブレーカーから伸びる白と黒る の単線を基準に揃えないといけないのですが、全部の単線を揃えていないので、確かに、色も大切ですが、回路があっていなければ、意味がありません。 実技試験の13種類の複線図を暗記しないで、回路として書ける様にすれば、どの電気回路も直ぐに書ける様になります。 つまり、複線図を書く時間が長くなると、電線の切断(見積り)も遅れます。 すると、肝心の作業が出来なくなります。 参考書とかに書いてあるのですが、複線図を書くなら、【3分以内】で書く必要があり、それは、何を意味するかと言うと、ある程度の複線図を頭数の中で書けなければ、実技試験が出来ないと言う意味になります。 要するに、実技試験を合格する条件は、複線図を瞬時に頭で書ける事が絶対条件になります。 さて、ここで、複線図の書き方の基本を書いておきます。 最初に解っておられると、思いますが、電気には、マイナス(白色)と、プラス(黒色)だけです。 実技試験の条件には、ブレーカーからの電線の白色(接地側)・黒色(非接地側)を揃えなければ、なりません。 1.ブレーカー・照明器具(引っ掛けロゼット)・スイッチ類・コンセントを指定位置に書きます。 2.ブレーカーから、まず、マイナス(白色接地側)を各照明器具(引っ掛けロゼット)と、コンセントに繋げて下さい。(パイロットランプの常時点灯と、同時点灯にも繋げます) 3.ブレーカーからプラス(黒色)をコンセントや、パイロットランプ(常時点灯)まで引っ張って下さい。 4.ブレーカーから、スイッチにプラス(黒色)を繋げます。 (ブレーカー側にあるスイッチの端子) 5.スイッチのもう一方の端子については、 片切スイッチなら、そのスイッチで点滅する負荷(照明器具)に繋げて下さい。 6.3路スイッチと、共に、間にある4路スイッチは、そのスイッチをまとめて、大きな片切スイッチと考えて下さい。 また、その間の各3路スイッチの①③端子と、4路スイッチの端子を繋げます。 それから、パイロットランプについてですが、常時点灯は、【コンセント】と考え、同時点灯は、【照明器具】と考え、異時点灯は、【スイッチ】と、考えて下さい。 尚、異時点灯は、スイッチと並列に繋げて下さい。 以上の事を頭で考えれば、どんな電子回路の複線図も完成が出来ます。 この他に、実技試験で注意すべき点は、複線図を3分で考えて、ケーブルを切る時に両端に加工部分の寸法を入れて切断して下さい。 後は、単線の輪作りは、被膜から、2~3mmの首を作って、レセタプクルの端子ネジの頭より、小さい輪を作り、3/4以上銅線が回っている様に作って下さい。 因みに、レセタプクルの底がプラス(黒色・非接地線)・横のねじ込み部分が(白色・接地線)を取り付けて下さい。 加工部分の寸法は、下記の通りです。 レセタプクル→50mm(輪作り30mm) ジョイントボックス・スイッチボックス→100mm (スリーブ接続→30mm) (コネクター接続→30mm) 引っ掛けシーリング→30mm それから、2017年から一つでも欠陥があると、失格になりますので、単線被膜のキズや、銅線部のキズ、輪作りの加工不良、誤配線等には、気を付けて下さい。 それと、実技試験の課題は、とにかく、綺麗に仕上げて下さい。 VVFケーブルを繋げても、ボコボコにしたり、寸法があっていなかったり、VVFケーブルに電工ナイフのキズや、電工ペンチのキズを付けない様にして下さい。
http://eleking.net/k22/k22f-2017/ 接地線は器具とコンセント、タイムスイッチと自動点滅器の電源へ。 非接地線はスイッチとコンセント、タイムスイッチと自動点滅器の電源へ。 それ以外は決まりはない。 覚えるのは複線図を丸ごとではなく、そういった決まり事通りに書けるか、です。全部覚えなくては無理、と思っているから覚えられない。 器具を配置通りに並べて、上記の通りに線を書けば7割方できあがっています。 同時や常時などの応用部分だけ丁寧に理解しておけば暗記不要です。 二種は複線図丸暗記でも合格出来ますけれど、私は暗記しようとは思いませんでした。 その方がよっぽど大変で臨機応変に対応できない。
私は複線図は描いた派です。 当初、戸惑いました。 なので、電子というか電気の粒になった気分で 電源からルートをたどってみました。 チラシの裏紙に何回も描いてたどって みました。 覚えるというか丸暗記するんじゃなくて やっぱり小学校の電池と豆電球とスイッチの 回路に戻ってキチンと理解ください。 そうしないと、実際に実務についたときに 困ります。上司や先輩もそこまで細かいところ までチェックしてはくれません。自分が頼り です。 間違えて、ブレーカー飛ばしたりならまだいいですが、 お客さんの家を燃やしたらオワリです。 さらに新規に回路を作るならまだマシですが 前に他人のつくった設備を手直しするとなると その回路を読み解かなくてはなりません。 これはプレッシャーがハンパじゃないですよ。 折角ですからキチンと勉強しておきましょう。
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