上司が割り振ります。その検察庁の規模によって、割り振る上司の役職は変わってくるのですが、それぞれの検事のキャリアや抱えている事件数等を考慮して決めるようです。 ニュースで報道される凶悪事件の多くは、警察本部の刑事部捜査一課が捜査を担当するような、いわゆる「本部事件」と呼ばれるものです。 こういった事件の担当には、「本部係検事」と呼ばれるベテラン検事が充てられます。複数人の検察官で担当することもありますが、その場合も主任検事はこの本部係検事が務めます。 「係検事」というのは、その検事の担当する事件の種類を表していて、○○係という部署があるわけではありません。 小学校等で、クラスの飼育係といった役割があったと思いますが、あれをイメージしていただければ分かりやすいでしょう。 例えば、「麻薬係検事」であれば、麻薬事件を中心に扱います。そして本部係検事は、本部事件、つまり殺人等の凶悪な事件を担当するのです。 本部係検事には、やはり重大事件を扱う責任があるので、それなりの実力のある検事が就きます。
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