解決済み
薬剤師の職能 今後の地位向上に何が必要と思われますか?病院で薬剤師をしています。薬剤師に期待されることは医者の間違い探し?!と憤慨することが少なくありませんが皆さんはどうお考えでしょうか。以下に個人的見解を連ねます。 1.「研究」のレベルがまだまだ低くないでしょうか。 薬剤師対象の研究会や学会に参加しても、パンフの作成報告や患者やコメディカル対象のアンケート調査の結果報告が多く見られます。意味がないとはいいませんが他施設が参考にできるような報告が非常に少ないと思います。医師向けの研究会に薬剤師がいることはあっても、薬剤師向けの研究会に医師がいることはほとんど無いように思います。 例えば薬剤の副作用報告。少数施設の全数報告や文献調査に留まらず、薬剤師本人が調査結果についてメタアナリシスをかけたり、in vitroまで遡ったりすることで、「普遍的」たり得る報告が一つあれば医師に対してもインパクトある説明が可能だと思うのですが。 ただ職種問わず興味がないのであればこういう方向にエネルギーを割くことは難しいかも知れません。 2.医学教育の良い部分をもっともっと真似ても良いと思います。 薬剤師教育が6年になったことを評価しています。現在の医学教育が全くないとは言いませんが、個人の要望として研修医の指導体制に似たものがあっても良いと思います。始めの数年はジェネラルに、その後の何年かはスペシフィックに学ぶ体制があれば。癌専門薬剤師、感染症専門薬剤師、とできつつありますがもっともっと門戸を広げかつ内容の深い制度であってほしいと思うのです。一診療科の治療に精通しつつ(スペシャリスト)、他診療科の情報も知りうる(ジェネラリスト)、というのが私の理想像です。 指導できる人材がコンスタントに確保できるかどうかが一番の問題でしょうか。 3.テクニカルな部分(調剤や製剤)とクリニカルな部分(臨床)は分けても良いのでは? ただし、お互いの業務内容をよく知りつくした上で、というのが前提です。業務を数年こなして専任薬剤師となるのは良いと思っています。 一診療科に対して高々数名の配置しかできない現状では日本にそぐわない机上の空論かもしれません。個人の資質に帰結するかもしれません。しかし、こういう気概は無意味でしょうか。袋詰め薬剤師と揶揄されることもあるのを悔しく思って書きました。こんなこと求めていないという批判も含めて意見を聞きたいです。
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薬剤師さんの業務は非常に受身的だと思います。医師の処方箋に基づいて調剤するだけならば、正直、ド素人にでも出来ると思います。 まぁ、処方内容が適切かどうかは、薬剤師さんの力量だと思いますが。 やはり、医師のように処方箋を書けるくらいにならないと地位向上は無理でしょうね。 最近は看護婦にその資格が与えられるようになると聞きましたが、やはり、現場を知らない薬剤師では無理ということだと思います。 対人間ではなく、対薬ですから。 あと、非常に気になるのは薬剤師のプライドの高さ。 特に、女性に多く見られるのは気に食わないことがあると、すぐ辞表を提出し、『辞めてやる』 と経営人を脅し、待遇改善されれば『辞めるのやめた。』で、のこのこと何食わぬ顔で働き出す。 他の職種でこんなことやる人はいませんよ。 あと、60代後半でまだ働いてる薬剤師の使えないこと。 散薬を10倍にして調剤しちゃいますから。 ある程度の歳になったら、免許剥奪した方がいいと思います。
なるほど:2
薬剤師の地位向上は難しいでしょうね。 今後、年間に1万人以上の薬剤師が排出されることで、むしろ質の低下が心配です。数的には単純に20年で、今の倍になります。 まず、2にもありますが、薬学部6年生に意味があるのかでしょうか。 薬剤師になるには、薬学部を出なければなりませんが、医学部と異なり、大半は私立です。国公立薬学部は、ごくわずかです。 6年間で、学費で1200万、生活費を入れると2000万近くかかってしまいます。 一方、薬剤師の平均年収は500万あるかないかです。 そうなると、優秀な人材は薬剤師にならないでしょう。3浪してでも、医者のほうが、まだましです。 薬剤師は基本的に、看護婦と同じで、医者の指示なしではなにもできません。 薬剤師が一人いても、なにもできないのです。 もっと薬剤師に権限を与えることが必要でしょうが、医師の領域に踏み込むことは、医師が反発するでしょう。 海外では、日本でいう医療用医薬品の多くが薬局において、薬剤師の判断で販売できますが、日本場合はスイッチOTCも何もすすんでいません。 薬剤師に専門性をもたせることはいいでしょうが、だからといって何ができるのか。 あくまで、医師の業務をサポートするにかわりがないわけです。 日本の場合、医師が頼りにするのは、薬剤師より看護師です。 質問者は明朗な薬剤師でしょうが、医者に相手にされている実感できる薬剤師がどれだけいるのか。 臨床を理解できていない薬剤師が多いのです。学問ではないので、知識を詰め込むことが目的ではありません。 過度に専門性を求める危険もそこにあるのです。 結論を申し上げると、手詰まり感のある課題です。 批判的な事を申し上げるつもりはありませんが、お気持ちはわかります。 もっと、評価されるべき人が沢山いるのも事実です。
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