社労士はここ二年の合格率2.6%、4.4%みたいなのですが、狭き門を突破してまで年収がいい仕事なのでしょうか？

Question

社労士はここ二年の合格率2.6%、4.4%みたいなのですが、狭き門を突破してまで年収がいい仕事なのでしょうか？

Answer 1

狭き門を突破してまで年収がいい仕事ではないと考えます。

他の士業と比較して年収が高いのは、勤務社労士制度がある影響であると考えます。大企業や公務員の総務担当者が自己啓発で勤務社労士となり、平均年収を押し上げているという現実はあると考えます。

弁護士が廃業する時代です。士業は厳しいです。年収１億円以上の成功社労士は存在します。一方、廃業社労士も多いです。どんな職業でも、成功者と失敗者がいます。

ご質問は、「魚屋、八百屋は年収がいいですか？」と同じであると考えます。成功者は年収１億円以上を得て、失敗者は廃業するということであると考えます。

社労士と魚屋・八百屋を比べれば、仕入れや売れ残りの苦労がない分だけ、社労士の方が有利であると考えます。

法科大学院を卒業する弁護士と一発試験の社労士を比べれば、合格率とは関係なく、社会的評価では弁護士の方が上であると考えます。一方、行政型士業である社労士には、年金・労働問題関係の行政協力業務があり、恵まれている面もあると考えます。