グラフィックデザイナーやDTPの仕事がしたいです。本当は出版社や広告代理店に勤めたいのですが、わたしは高卒です。出版社や…

Question

グラフィックデザイナーやDTPの仕事がしたいです。本当は出版社や広告代理店に勤めたいのですが、わたしは高卒です。出版社や広告代理店でデザイナーをするにはどこも大卒じゃないとだめですか？大手は基本募集事項に4大卒と書いてました。

高卒でデザイン事務所などで経験を積むのと、専門学校などに通って勉強するのとどちらがいいと思いますか？
将来の就職先（あくまで夢ですが、大手で働きたいです）を考えると、美大や芸大に通った方がよいのでしょうか？

補足

補足です。専門学校は今考えているところでは日本工学院です

Answer 1

なぜDTPを目指すのでしょうか？
印刷業界は衰退産業であり今後の見通しは真っ暗です。
同じ目指すならＷｅｂデザインの方が良いと思います。

どうしてもと言われるのでしたら、デザインだけではなく幅広い知識を身に着けた方が良いでしょう。理由はデザインする人間は多くいるので企業側に「使い捨て」される可能性が高いです。毎日深夜残業、休日出勤あたりまえ、繁忙期には徹夜作業、会社への泊まり込みあたりまえ、その割には給料は極めて低いです。
こんな事にならない為にも印刷について幅広く学んでおく事が重要です。アプリを使ってデザインする人間は数多くいますが、その仕組みや何のための作業なのか深く知っている人は僅かです。
企業側は、この様なマルチタイプの人材を求めています。

「ＤＴＰエキスパート」という資格はご存じでしょうか。
これはデザインだけでなく営業・管理・出力・印刷・後工程すべての力が必要となる狭き門です。
試験は非常に厳しく筆記試験+実技試験があり、５つのカテゴリすべてが80点以上でなければ不合格となります。
合格した場合2年間のエキスパート称号が貰えますが、2年おきに更新試験が必要となります。
この資格を有していれば就職に非常に有利となります。これから先デザインのみの知識ではＤＴＰはやっていけません。もし興味が有るのであればコチラのサイトをご覧ください。
http://www.recurrent.co.jp/dtp/

Answer 2

DTPデザイナーやっています。＾＾

大手、というのに縛られなければ「なく」はないと思います。
実際私自身専門学校にも行ってなかったですし。＾＾；

他の回答にあるような「資格」や「専門学校」が果たして実務で役に立つかはわかりませんが、求められるスキルはまた違うようにも感じています。
ちょっと言いにくい事ですが、この業界に入って１０年、デザインの専門学校を出たという人を何人も見てきましたが、「さすがだな」と思った人は１人くらいしか見たことないです。
個人的にはどれだけ専門学校や大学を出ていようが、実務経験がモノをいう業界に思います。ちなみに周りのデザイナーも同じ意見でした。

他の回答者様とのやり取りを少しだけ読みましたが、小さい会社（事務所）からでもやっていくのはアリだと思います。
私もよく先輩のデザイナーから聞いたことがありますが、職業柄自分の「引き出し」を増やすため、またはデザインのスキルを上げるため（人のセンスを吸収するため）他の職種よりも転職する人が多い傾向があるそうです。
そういう意味では、最初に小さい会社でコツコツ積み重ねて、自分の中でやりたいデザイン（例えば駅の広告などしたい、とか）に合わせてステップアップで他のデザイン会社へ転職する、というのも良いと思います。
数をこなして、実際に広告物に触れて、電車の吊り広告や街中の看板、ポスターを見て、その中で少しずつ慣れて行くのが一番近道かもという気がします。

ちなみに、デザインコンペのサイト「登竜門」というものがあり、コンペをインターネットで公募しているサイトもあります。そういうものを利用するのも良いかもしれません。
職業柄他のデザイン会社とコンペする機会もありますし、私自身、ある地下鉄のポスターや企業のデザインコンペに応募した事もあります。
賞はまだ１つくらいしかないですが、それでも他の作品を見て刺激も受けますし、自分の作品を客観的に見る事もできます。

そうして力をつけていくことはどうでしょうか。＾＾
履歴書にデザインコンペのことを書く事ができるのはかなり強みだと思います。

Answer 3

大手の広告代理店は上位の美大生でも毎年ほんの若干名しか入れない憧れの就職先です。
大手の出版社は出版不況なので募集自体が不定期、そこに入るには上位美大生でも至難の業です。

そこに高卒や専門卒で入るのは不可能とは言いませんが非現実と言えるほどに難しいというのは確かでしょう。
少なくても新卒は無理だと思っておいた方がよいかと思います。
ただ転職が出来るというのは美術職のいい所です。
美術職は実力次第ですから、賞を取るとか、マスコミで話題になるとか何か大きなアピールポイントがあればそれらの企業に転職することもできなくもない、ってことじゃ。
長い道のりだけれど、実力に自信があるのなら頑張ってみましょう。

美術職で一番大変なのが一番最初の就活です。
採用側は経験者を取りたがるので経験がない人の就活は大変です。
そういう観点から「高卒でデザイン事務所などで経験を積む」っていうのは現実問題として入ること自体が難しいかと。
何にもできない高卒をわざわざ雇うところは少ないでしょう。

それよりは専門学校の方がまだある程度勉強してきてるだけいいのではないですか。
就活は厳しいですが、何とか美術職としてスタートして、そこから長い道のりを歩むということになるでしょう。

Answer 4

大手に潜り込むのは正門だけではありません。例えば、まずはバイトで働く。とりあえず業界に潜り込んでいるのは強みです。そっから社員になれることもありますし、その会社の社員になれなかったとしても、繋がりができますので、他の会社が雇ってくれる、あるいは、誰かが独立するのにくっつくことも可能です。柔軟に考えてください。

私はそういう作戦で今の所にいます。