解決済み
色彩検定の難易度について今年色彩検定を受験しようと考えています。 いきなり1級を受けようかと思うのですが、無謀でしょうか?具体的に3、2、1級の問題の違いなどについて教えて頂きたいです。 そして、1級を取得した方に質問ですが、勉強期間はどの程度かかりましたか? また、就職する上で優遇される業界や職種などがありましたら教えて頂きたいです。
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おはようございます。 まず、気を悪くしないでいただきたいのですが、就職する上で優遇されるうんぬんという話は100%無いと思ってください。 資格で仕事をするのではなく、現在のお仕事に対して付加価値を高めるものです。インテリア、デザイン、ファッション、美容などいろいろありそうですがすでにお仕事をしている方がお客様に対して話法とかに幅が広がります。 しいて言えば勉強したんだね程度の評価でしょう。勉強の評価なら英語とか社会常識(秘書検定など)とかPCスキルとかの方が目に留まると思いますよ。 あらためて何故勉強するのか自問自答してください。他の勉強と合わせて自己研鑽の価値があると思うのなら挑戦してみて下さい。 直接1級を目指すのは肩書ですかね(大したことないけど)。1年で合格するのは可能ですが、単に可能であっても内容の十分な理解、そして応用にはほど遠いです。1級までの内容が確実に身につくまでには3年以上かかるのではないかと思います。しかも、その程度でも色彩の分野に身を置くものにとってもまだ入り口みたいなものです。 具体的な学習方法 *2級までの学習目標の方の意見は無視してください。 公式テキストは全級必須 新配色カード199aが必要 公式過去問題集は全級必要で期間は人それぞれ 以上が最低限必要な教材です。計算するとすごく高いよ。 これ以外に副教材を各種活用している人が多い 自分で暗記カードを作成している人も多いです。 補助教材の例 塗料用標準色(日本塗料工業会の色見本) マンセルの色感トレーニングには最適 各級のあらまし ・3級 色を学ぶ入門編、本来は極めて重要ですが半分程度の理解でも合格可能レベルです。内容の正確な理解は1級を合格してからでしょう。とにかく色を学ぶ楽しさを会得することです。 ・2級 初級編です。産業界で使用しているマンセルが登場します。3級の知識を受けて様々な分野での応用まで学びます。このレベルでようやく色彩学の仲間入りしたかなという感じ。7割以上の理解だと1~2か月はかかるでしょう。 ・1級 いきなりグレードが上がる感じですが、個人的にはこれでも中級かなと思っております。1次試験までは単なるペーパーテストですが2次試験で色感が伴わないと厳しいと感じます。この段階で3級の内容が重要だと気付きます。 学習スケジュールは自分でたてます。これが出来ない人は所詮1級は無理です。しっかりプランが立てれれば1年でも可能です。 ①とにかく3級の内容を50%理解する、理解度は過去問で確認 早い人で2週間、普通は1か月はかかると思います。 ②①のレベル後2級の学習を開始、3級を復習しながらが良い。 このとき1級の2次試験の問題をさらっと見る。ここで3級の内容に補足して学習しなければいけないことを発見して実行(色名とかを奥深く学習しなければいけないことに気が付く) ③2級がそこそこ理解出来ていたら、1級の半分ぐらいを学習して2次試験の問題を再度見る。2次試験の学習はこつこと1次試験と平行して学習することを認識します。 1級1次試験までは普通に学習していてもクリアーできます。しかし、2次試験のために色感を意識した学習をしないと1年で可能とは言えません。また、ここで学習した内容が応用まで生かせるかと問えば合格して、さらに2年ぐらい学習しないと応用までは程遠いです。 色彩学は物理や化学(数学も含む)、心理学(脳科学を含む)、美術、文化、歴史など広範囲に及びます。旺盛な学習意欲を継続してください。
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