解決済み
デザイン関係のお仕事をされている方に質問です。私はいま学生で、グラフィックデザイナーになりたいと思っているんですが、Web系のアルバイトをするのは為になりますか?Photoshopで画像を切り抜いて、加工して配置するみたいな仕事内容です。就活の時とかに有利になったりするのでしょうか?
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友達の一人があなたに「俺ってさあ、Word使ってスラスラ文章打てるんだぜ、だから小説家になれるだろ?」 と聞いたら「んなもん、なれるわけねえじゃん」と即答するでしょう。 パソコン使って文字を打つことと、小説を作り出すことは別だと皆わかっている。 けれど、どうしてか、 イラレやフォトショを使えるとグラフィックデザイナーになれると思う人が後を断たない。 不思議でなりません。 イラレやフォトショを使って製版フィルムの元になるものを作る作業をDTPと呼びますが、これを行うためのパソコンが無かった時代は、 デザイン⇒写植・版下⇒製版⇒印刷という流れで作業が行われ、 写植・版下、製版にはそれぞれ専門の職人がいました。 そしてこの写植から製版の部分を行うのがDTPです。 デザインではないんです。 デザインは「形を作る所」までで、その先は「オペレーター」という人達がDTPしています。 ですので、オペレーターとしての就職に際しては、「多少の経験あります」と言えるかもしれませんが、デザイナーとしての就職には関係有りません。 むしろ「あ~~~あ、またオペ出来るだけの自称デザイナーがきちゃったよ」と敬遠される方が多いでしょう。何しろ、コンピューター専門校とかデザイン専門校というところから、毎年ザクザクザクザクとデザインが出来ない自称デザイナーが出てきますので。 業界は彼等のせいで平均単価が下がり、質も下がり、迷惑しています。 Web系の場合も同様で、デザイナーは「デザインが出来る」人、 そしてオペレーターとは別にプログラミングが出来る人がいます。 このプログラミング(コーディング)が出来る人は、結構重宝されます。 使える言語が最新のものである間だけですが。
なるほど:1
Webデザイナーです。 先ず、就活に有利、不利は何とも言えません。私は映像、写真、紙媒体も経験しましたが、経験豊富と見てくれる人と、主体性のない中途半端と見られたこともあります。 デザイナーの求人なら、「あなたの腕が最優先!」これが一番優劣を決めるというのは忘れないでください。 ただ、実際のデザイン業務を間近で体験するのはあなたの糧にはなると思いますよ。独学と業務の決定的な違いはコストの概念です。例えば、画像の切り抜きの仕方はご存知でしょう。では、それを早くやるにはどうしたらいいか?質と量のどちらを優先すべきときか?ということを意識したことありますか? たぶん、実際に働いたら普段の勉強とは違う着眼点を得られると思います。自分の腕とプロの現場レベルを測る物差しができるのはいい経験だと思いますよ。 あと、紙とWebのデザインは野球とソフトボールのように似て非なる業界です。しかし、近年メディアの境界が曖昧になっている世界だから、Webのことを知るのもいい経験だと思います。たぶん、実際に働いたら紙がメインになったとしても、Webに一切関与しない、とい事態はないと思います。 Webの仕事をしていると、たまに紙のデザイナーがデザインを担当し、私(Webデザイナー)がコーディング(プログラミング)を担当する機会がありますが、大抵やりづらいです。紙の人は「デザインは見るもの」という視点しかなく、「Webサイトは使うもの」という発想がないケースが殆どです。こういうところの欠陥を直しながら我々が仕上げるので余計な手間がかかります。同様な事は私が紙のデザインをする際も起きる問題ですけどね・・・
なるほど:1
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