放射線科の医師になると、どんな需要があるのでしょうか？内科とか、産婦人科とか小児科、眼科などなら想像つくのですが、放射線…

Question

放射線科の医師になると、どんな需要があるのでしょうか？内科とか、産婦人科とか小児科、眼科などなら想像つくのですが、放射線科の先生って大学病院に勤務されるのですか？将来開業とか難しいですか？わたしが想像するのは、人間ドックで検査に携わるとか、ガン患者さんの放射線治療とかかなぁと。ガンマ線治療の専門病院を見かけたことがありますがそれも放射線科の医師による開業なのでしょうか？もし詳しい方おられましたら放射線科医師になる魅力やデメリットなどおしえてください。

Answer 1

放射線科は業務が大きく分けて２つに分かれます

・放射線診断
・放射線治療

このうち専門性の高いものは大学病院をはじめとした基幹病院にしかありません
たとえばPETでもアンモニアPETだのは一部診療機関しかありませんし重粒子線・陽子線治療なども当然限られた施設にしかないため、これらを行い続けるのであれば勤務医を継続するしかないのは当然のことです

しかしながらCTやらMRIの読影やら単純Xpの読影やらは一般臨床で数限りなく行われるものであり、そもそも放射線科は内科系に属する診療科でもありますから、一般に内科系開業医として開業する方もおおいですし、読影専門医として回線で病院と自宅をつないでSOHO業務としてフリーで行っている人もいます。現在国は遠隔診療による僻地の専門医不足の解消を試みていますが、放射線読影業務はそうした試み以前から法律的に違法の範囲にはいらないこともあって積極的に遠隔対応が行われています（アメリカなどではインドに送って読影させて戻すなんてことをしている場合もあると以前話題になったことがあります。日本でも病院外で放射線科医が読影している場合は結構あります）もちろん健診機関での就業も多くあると思いますよ。

＞ガンマ線治療の専門病院

開業されたのが放射線科医かどうかはしりませんが
少なくともそこに放射線科医が絡んでいると思いますね
専門性のない医師だけで運用できるとは思い難いですからね（してたら信用ゼロでしょう）

Answer 2

悪性腫瘍に対する陽子線治療やガンマナイフ療法など
も放射線科医の出番ですね。

一般には民間病院などと契約しCT、MRIなどの読影
を行い報酬を得ることも行われています。

検査の指示を出す内科医、外科医などは自分の専門
領域の読影はできますが専門外の領域は放射線科医
の読影所見を参考にすることになります。