バレエにおいて踊りの上手さと指導力は全く別物です。 私の先生にも、すごく踊りが下手な先生はいました。もう、たくさん、と言っていいほど。発表会や公演では、ソロやパドドゥは踊らせてもらってなかったですね。 でもあれから数十年たった今も指導は続けておられる方は多いし、コンテンポラリーを創作するなど、バレエ本に名前が載るほどになられた方も。 逆に踊りがうまい先生は、自分の踊りが重要で、指導はおろそかな方もいました。 海外でも、ダンサーとしてはふるわず、早いうちから指導や振付に専念している人はいますよ。かのボリショイバレエの芸術監督 グリゴローヴィチもそうです。
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私自身は、バレエがめっちゃ下手な先生に、習いたいとは思いません。 もし、まだお若いのでしたら、めっちゃ努力して、そこそこ踊れるところを目指してみてはいかがですか? 資格を取るのは、その過程で学ぶことが多いでしょうから、良いと思います。 バレエの先生には誰でもなれるので、格安だとか、人柄が良く教え方が上手という魅力があれば、趣味でバレエを習いたい生徒さんは付くと思いますよ。
では、こう考えてみてください。 音痴だけれど歌を歌うのが大好きという人がいて、自宅で声楽教室を開いているとします。あなたはそこに習いに行きますか? 音楽やバレエなどの芸術を自宅などで教えるのは誰が教えても犯罪で何でもありませんから、ある意味誰でも先生になれます。 ただ、そういう先生に習いに行く人はいるのかどうか、ということを考えるべきでしょうね。 私だったら、下手だと自覚しているのにお金を取るということにある種の罪悪感を覚えますし、やめておきますが。
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